オルトプラス(3672) 3月14日、マザーズに新規上場 モバイル端末向けソーシャルゲームを企画・開発・運営

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オルトプラス(3672)が3月14日、マザーズに新規上場する。

同社は、AQインタラクティブで「ブラウザ三国志」などのブラウザゲーム(Webブラウザ上で動作するゲーム)を手掛けた石井武氏によって2010年5月に設立された。SNS(交流サイト)関連ソフトやシステム開発を手掛けるために創業したが、マネタイズ出来ているマーケットは「ゲーム分野」が筆頭ということから、現在までゲーム専業として事業を展開。

自社開発と他社IP導入の2本立てで、モバイル端末向けソーシャルゲームを7本運営している(自社開発4本、他社IP3本)。ゲームテイストとしては、6本がカードバトルやRPG系、残る1本はシミュレーション。提供プラットフォームはGREEに依存し、売り上げの9割を占める。

代表タイトルは、カードゲームの「バハムートブレイブ」(自社開発)と「エンペラーズサガ」(他社IP)。この2本で売り上げのほぼ半数を占める。残りの5本はおのおの売り上げの1割程度でほぼ横並び状態。

今後の展開としては、既存ゲームの機能強化や自社ゲームの開発を推進する。ネイティブアプリ(モバイル端末にダウンロードするアプリ)や、海外展開も考えてはいる(バハムートブレイブの英語版はGREEプラットフォームでテストマーケティング中)ものの、それらに傾注するためのリソースが十分ではないと認識。自社リソースのみなら、ネイティブアプリに走るよりはブラウザゲームで改良を施しながら長期利用顧客を満足させる手法の方が低リスクと考えている。

他社IPについては、いわゆる“ガワネイティブゲーム”(ガワだけネイティブで、中身はブラウザ)などでの展開を考えている。近年、AppStoreなどはガワネイティブ排除の姿勢を示しているが、AppStoreやGooglePlayでの経験豊富なバンダイナムコやスクウェア・エニックスと組むことで排除リスクを軽減できるとみている。

来期の柱として、PCブラウザゲームの開発にも取り組む方針。もともとブラウザゲーム系の開発者が主体であることも背景だが、スマートフォンやタブレットPCの高性能化競争一巡後の対応を考えた一手。数年後、タブレット端末などはノートPCの性能に近いレベルになるはずで、PCブラウザゲームで開発しておいたものはそのまま使えるようになるとみている。

概 要
事業内容 モバイル端末向けソーシャルゲームの企画、開発および運営
本社 東京都渋谷区渋谷 3-12-18
代表者 石井武
設立 2010年5月
上場前資本金 8,300万円
発行済株式数(上場時) 400万株
筆頭株主 東京ディスカバリー投資事業有限責任組合(上場前39%)
売買単位 100株
公募株式数 900,000株
売出株式数 456,500株(オーバーアロットメント 203,000株)
初値 4,015円(2.7倍、15日)
公開価格 1,500円
ブックビル仮条件 1,400円~1,500円
ブックビル期間 2月25日~3月1日
引受証券 野村(主幹事)、みずほ、大和、三菱UFJモルガン・スタンレー、SBI、岩井コスモ、マネックス
業績推移
売上高 経常利益 1株利益 配当
2011/9 439百万円 106百万円 17円 -円
2012/9 914百万円 176百万円 33円 -円
2013/9(予) 2,748百万円 906百万円 165円 -円
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