エムケイシステム(3910) 3月17日、JASDAQに新規上場。社会保険など支援ソフト提供

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社会保険、労働保険などに関する業務支援ソフトウエアを提供するエムケイシステム(3910)が17日、JASDAQに新規上場する。

同社は、東芝情報機器の営業マンだった三宅登社長が3年半程度の独立準備期間を経て、1989年2月に設立。当初、商工業者団体向けシステムを販売していたが、約650団体に対する納入実績が350件に達し、シェア5割を超えてきたため、新たな成長分野を求め、ウィンドウズアプリなどの開発や、社会保険労務士(社労士)事務所向けなど販売先開拓を進め、順調に業容を拡大してきた。

現在、約40万社のデータをデータセンターで管理している。退職者を除く現役従業員で約440万人。被扶養者を含めると1,000万人規模になる。

社労士事務所向けがメーンターゲットだが、昨年6月には、一般大手企業向けASP(アプリケーション・サービス・プロバイダー)サービスにも本格参入。企業が1人でも従業員を雇うと、ハローワーク、健康保険組合、社会保険事務所関係のさまざまな手続きが発生する。そのために必要なソフトウエアをクラウドで提供するものだ。

一般企業では、既に27社がカンパニーエディションを導入済み。このうち上場企業は、今回の上場で主幹事となった岡三証券グループのほか、富士フイルム、東亜建設、電通の計4社に上るもよう。足元の収益は順調に伸びているが、今後、年率30―40%成長をたどっていくには、この一般企業向け急拡大が起爆剤になると想定されている。

今年10月からはマイナンバー(社会保障・税番号制度)が付番、通知されるが、企業を通じてデータ管理する440万人向けに、マイナンバー管理システムもリリースする見通しだ。

概 要
事業内容 社会保険、労働保険などに関する業務支援ソフトウエアの提供
本社 大阪府大阪市北区中崎西 2-4-12
代表者 三宅登
設立 1989年2月
上場前資本金 5,000万円
発行済株式数(上場時) 50万8,800株
筆頭株主 三宅登(上場前 47.26%)
公募株式数 80,000株
売出株式数 60,000株(オーバーアロットメント 21,000株)
初値
公開価格 (3/6)
ブックビル仮条件 3,300~3,500円 (2/26)
ブックビル期間 2月27日~3月5日
引受証券 岡三(主幹事)、大和、SBI、岩井コスモ、SMBCフレンド、エース、エイチ・エス、むさし
業績推移
売上高 経常利益 1株利益 配当
2013/3 559百万円 118百万円 282.71円 -円
2014/3 674百万円 177百万円 300.62円 -円
2015/3(予想) 756百万円 193百万円 299.19円 50円

 

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