千利休のローソク足分析 日特建設、ヤマダ電機、JVCケンウッド

テクニカル 個別


日特建設(1929) 週足

日特建設(1929) 週足

日特建設(1929) 週足

もみ合い相場も終盤局面を迎えた。14年11月高値588円を起点とした調整局面は基準線をサポートに横ばいが続いたが、下方のマドを完全に埋めきらない強さが今後の上値余地を示唆している。足元の基準線の上昇をきっかけに上放れのタイミングは近いとみられる。需給面では信用売り残と買い残は低位での推移が続いており、この先の売買は売り方も買い方も新規参入組である。RSI(13週)が再び50%を上回ってきた点なども、エネルギー発散のサインとなり得る。1月高値568円までの三陽連を超えることができれば、一気に600円台に水準を切り上げる公算が大きい。11年4月高値948円までは抵抗が強い節目はなさそうだ。

上値メドは、12年9月安値224円から13年1月高値427円までの上昇幅203円を13年1月高値に加えたE計算値630円どころ、上昇幅203円の2倍を13年1月高値に加えた2E計算値833円どころなどが考えられる。

ヤマダ電機(9831) 週足

ヤマダ電機(9831)週足

ヤマダ電機(9831) 週足

信用買い残の整理が急速に進展し、取組妙味が一段と増した局面だ。これほど短期間に需給が好転するケースとしては珍しい。一目均衡表では三役好転後も順調に上昇を続けており、株価は13年4月高値498円を上回り上値余地が一段と広がった可能性がある。RSIは50%を上回った後も強含みを続けており、いったんは過熱圏入りまで騰勢を強める展開が予想される。目先的な上値メドは、13年10月安値258円から14年5月高値404円までの上げ幅146円に対するE計算値550円や、11年3月安値448円と7月高値708円の中値578円どころが予想される。

買い一巡後は上昇が続く転換線までの調整が予想されるが、14年10月安値311円を起点とした三波動構成の上昇パターンが想定され、11年7月高値708円から12年11月安値280円までの調整幅428円を13年10月安値258円からの上昇とみた背反値686円どころまで上値水準を切り上げるだろう。

JVCケンウッド(6632) 週足

JVCケンウッド(6632) 週足

JVCケンウッド(6632) 週足

09年6月高値830円を起点とした下落トレンドは一目均衡表の三役好転を通じて上昇転換が確認され、下値支持線までの揺り戻しを経て本格上昇の局面に入っている。信用買い残は減少する一方、売り残は増加し始めており好需給が株価上昇を後押しする公算が大きい。足元では遅行スパンが逆転を回避するかたちで上昇基調を強めており、目先的には大相場型とはいわずとも「押し目なしの押し目待ち」の状況に移っていく展開が予想される。

14年8月高値325円からの下げ幅123円に対するV計算値(倍返し)は通過点として、2倍返しとなる571円どころまで目先的には上値余地がある。10年4月高値640円から同年8月安値201円までの下げ幅439円を、13年11月安値159円からの上昇とみた背反値598円と重なる水準として要マークである。その水準を上回れば、09年6月高値830円から10年8月安値201円までの下げ幅629円を13年11月安値からの上昇とみた背反値788円どころが上値メドとなる。(本紙2月24日付12面)

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