地場証券に有望銘柄聞く 主力株、材料株など各社各様

個別 概況


マツダ(7261) 週足

マツダ(7261) 週足

日経平均は19日、リーマン・ショック前の2007年高値をあっさりと抜き去り、次の上値目標として、2000年4月の2万833円が意識されてくる段階に入った。むろん、市場の一部には上昇スピードの早さを警戒する向きもあるが、相場つきの強さがあらためて指摘されている。

こうした中で、今回、取材に協力していただいた地方証券会社各社の参考銘柄を見ると各社各様。方向感がややつかみにくい面もあるようで、主力株での中央突破型から好業績株の洗い直し、さらには足元でのテーマ株物色など多彩。

「新林証券」はソニー(6758)マツダ(7261)といった主力株を取り上げた。ソニーは業績変化率の大きさに注目という。マツダは12月高値から大きく下押した後の調整完了がポイントに置かれていた。

ヤマダ電機(9831) 週足

ヤマダ電機(9831) 週足

一方で、春節(旧正月)休暇入りで中国や台湾などからの観光客の増加と旺盛な買いが話題となる中、「インバウンド(訪日外国人客)関連」の人気継続も読まれた。「八幡証券」がラオックス(8202・2部)を、「野畑証券」は家電量販店のヤマダ電機(9831)をマークしている。そのほか、息の長いテーマとしては、10月からの導入が決まっているマイナンバー制度をにらんで「益茂証券」がセキュリティー関連のラック(3857・JQ)に注目している。

直近で材料の出た株としては、「野畑証券」がアクリーティブ(8423)を挙げた。独自に開発した「外貨によるレジ清算サービス」は外国人客向けに潜在ニーズが大きいとみている。この銘柄もインバウンド関連と見ていいようだ。

また、全体相場が大きく上放れて動く中、長期のもみ合いを抜け出して新展開入りとなった銘柄を探す動きも活発化しており、「六和証券」は博報堂DYHD(2433)シスメックス(6869)に目先妙味を指摘している。(本紙2月23日付14面)

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