シリコンスタジオ(3907) 2月23日、マザーズに新規上場。ゲーム開発エンジンなどを提供

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シリコンスタジオ(3907)が2月23日、マザーズに新規上場する。

同社は、グラフィックスコンピューターで有名な米シリコン・グラフィックス社の日本法人(日本SGI)の技術者が分離・独立して1999年に設立。世界最高レベルのリアルタイム3D-CG技術をパッケージ化したミドルウエア製品など、ゲーム作成に必要なリソースをワンストップで提供している。

主なミドルウエア製品は、ゲーム開発に必要な機能やツールがひと通りそろう国産唯一のゲームエンジン「OROCHI(オロチ)3」、“逆光のような光の表現”などカメラのレンズで起こるさまざまな現象をコンピューター上で生成した画像で再現できる世界トップレベルのエフェクトミドルウエア「YEBIS(エビス)3」、3D-CGを実写のように表現できるレンダリングエンジン「Mizuchi(ミズチ)」などで、ゲームのハイクオリティー化は追い風。同社はこれらミドルウエアをゲーム開発企業などに対し、1タイトル・1ハードで1ライセンスの形態で提供するとともに、月額のサポートフィーを得ている。

このほか、オンラインゲーム運営を可能にするネットワーク設計・構築・運用、ゲームの開発受託、自社ゲームの開発、ゲームや映像クリエイターに特化した人材紹介・派遣サービスを展開している。自社ゲームには、スマートフォンアプリで全世界で700万ダウンロードを記録した「逆襲のファンタジカ」がある。

ミドルウエア製品の顧客は9割が国内メーカー。今後は海外メーカーやゲーム以外の領域(テレビ、映画、デザイン)などの開拓、スマホ向けゲーム開発用エンジン「Paradox」の普及にも努める。また、アドテクノロジーにも参入予定。出資先の米ベンチャー「GET IT社」が手掛けるGoogleディスプレーネットワークに特化型広告配信最適化運用サービスを日本で展開していく。

概 要
事業内容 ゲーム開発の推進・支援事業、自社コンテンツ(スマートフォンネイティブアプリなど)の提供、人材紹介・派遣事業など
本社 東京都渋谷区恵比寿 1-21-3
代表者 寺田健彦
設立 1999年11月
上場前資本金 1億円
発行済株式数(上場時) 235万5,000株
筆頭株主 関本晃靖(上場前 13.81%)
公募株式数 270,000株
売出株式数 280,000株(オーバーアロットメント 82,500株)
初値 9,900円(2.0倍)
公開価格 4,900円 (2/12)
ブックビル仮条件 4,200~4,900円 (2/2)
ブックビル期間 2月4日~2月10日
引受証券 みずほ(主幹事)、三菱UFJモルガン・スタンレー、SMBC日興、SBI、いちよし、エイチ・エス、SMBCフレンド、エース、香川
業績推移
売上高 経常利益 1株利益 配当
2013/11 7,264百万円 565百万円 170円 10円
2014/11 8,056百万円 832百万円 255円 10円
2015/11(予想) 9,277百万円 887百万円 240円 10円

 

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