千利休のローソク足分析 いすゞ自動車、日本触媒、オリエンタルランド

テクニカル 個別


いすゞ自動車(7202) 月足

いすゞ自動車(7202) 月足

いすゞ自動車(7202) 月足

1990年代の高値からの調整は2007年7月高値1,440円を上回った時点で確定的なものとなった。09年3月安値176円は02年安値を切り上げるかたちで上昇を続けており、一目均衡表では基準線をサポートに次の上昇波につながる踊り場を形成している。RSI(12月)は50%超えから一段と勢いが増す公算が大きく、転換線が再び上昇に転じる2月相場への期待値は大きいとみられる。

上値メドのベースとなる値幅は、13年5月高値1,836円から14年5月安値1,124円までの下落幅712円となる。13年5月高値からの調整は07年7月高値付近を均衡水準として意識した調整であり、1,440円や調整幅の中値から上げ幅でとった2,152-2,192円どころが重要である。そこを上回ることができれば、07年7月高値から09年3月安値176円までの下げ幅1,264円を07年7月高値に加えたV計算値2,704円、02年11月安値62円から07年7月高値までの上昇幅1,378円に対するE計算値2,818円に向け上値余地が広がるパターンと考えてよい。

日本触媒(4114) 月足

日本触媒(4114) 月足

日本触媒(4114) 月足

中勢N字波動はE計算値まで上値を伸ばす公算が大きい。08年10月安値442円を起点とした上昇波動は基準線や転換線をサポートに加速の局面に入っている。RSI(12月)が過熱圏に突っかける可能性があることや、転換線との離れがやや目先の高値警戒感を示唆すことになるだろう。ただ、06年5月高値1,710円を上回ったことで、00年2月安値390円と08年10月安値とで底固めが形成された格好となり、目指すは1989年11月高値2,460円となる。

短期的な上値メドは2008年10月安値から11年5月高値1,100円までの上昇幅336円を11年5月高値に加えたE計算値1,758円どころ。中長期的には、06年5月高値1,710円から08年10月安値までの下げ幅1,268円に対する倍返し(V計算値)2,978円どころ、00年2月安値390円から06年5月高値までの上昇幅1,320円に対するE計算値3,030円どころなどが考えられる。

オリエンタルランド(4661) 月足

オリエンタルランド(4661) 月足

オリエンタルランド(4661) 月足

「もうはまだなり」という相場格言がある。月足ベースの連続陽線で短期的には高値警戒が強まる水準であるが、テクニカル面では明確な売りサインは出ていない。1998年10月安値4,300円から2000年3月高値1万2,980円までの上昇幅8,680円に対する2E計算値3万340円をあっさりとクリアした。次の上値の目安は、08年3月安値5,750円を起点に13年8月高値1万6,800円までの長期上昇幅1万1,050円を、13年8月高値から倍化した2E計算値3万8,900円となる。

一方、RSI(12月)は過熱圏があり、いつ反転調整に転じても不思議ではない。しかし、足元までの急伸は04年から09年ぐらいまで続いたほぼ水平レンジの反動で生じたものである。水平レンジの期間に対して上昇期間がまだ短く、上値余地は残されているとみるべきであろう。3月後半に高値を形成するクセが今回も当てはまるならば、2E計算値までは順張りで挑みたい。(本紙1月27日付12面)

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