KeePer技研(6036) 2月12日、マザーズに新規上場。カーコーティング大手

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KeePer技研(6036)が2月12日、マザーズに新規上場する。

同社は、新車でなくともボディーにツヤを出すことができるカーコーティング剤などの開発・販売と、カーコーティング施工、洗車サービスを手掛ける。コーティング剤はその製品特性から、経年車向けコーティング市場で極めて高いシェアを獲得している。

一番人気は「クリスタルキーパー」で、利用料金は2万円程度。約束の耐久時間(クリスタルキーパーは1年)以上、美観を維持する品質が評価され、リピーターを積み上げている。

販売ルートは、(1)ガソリンスタンド(約1万店)、(2)コーティング技術一級資格者が在籍する技術認定店「キーパープロショップ」(2014年6月末で3,952店)、(3)コーティング施工や洗車サービスを行う「キーパーLABO」の直営・FC店(同年6月末31店・10店)――の大きく3つ。

中で、ガソリンスタンドは燃料販売以外の収益確保の一環で取り扱いを強化しつつあり、「キーパープロショップ」の看板を掲げる店も多くがガソリンスタンド。このほか、富士重工と三菱自動車が純正品に指定し、マツダも取扱商品に指定していることから、各ディーラーも扱っている。

同社製品はプロユースであり、使いこなすにはスキルやノウハウが必要となる。このため同社は全国10カ所にトレーニングセンターを設置し、70人の技術インストラクターが年間3万人の研修生に技術を伝えている。技術研修は有料だが、燃料外収入を増やし、ガソリンスタンド経営を安定化させるため、石油元売りなどが講習費を負担するケースも。

かつては車を頻繁に買い替え、新車に乗ることがステータスだったが、今では大切にキレイに乗り続けることが一つのライフスタイルの表現になってきている。こうしたクルマ文化の変化の中で、カーコーティングをして「キレイに長く乗る」ニーズは高まっている。

また、「燃料が電気になっても水素になっても車のボディーケアは変わらない」(谷好通社長)といい、「キーパーLABO」のドミナント展開や、ディーラー・整備工場向けビジネスの拡大などにより業績成長を目指す。

概 要
事業内容 カーコーティング「キーパーコーティング」などの施工
本社 愛知県大府市吉川町 4-17
代表者 谷好通
設立 1993年2月
上場前資本金 3億230万4,000円
発行済株式数(上場時) 315万2,000株
筆頭株主 谷好通(上場前 30.01%)
公募株式数 600,000株
売出株式数 200,000株(オーバーアロットメント 120,000株)
初値 3,160円(49.1%高)
公開価格 2,120円 (2/2)
ブックビル仮条件 2,000~2,120円 (1/22)
ブックビル期間 1月26日~1月30日
引受証券 東海東京(主幹事)、三菱UFJモルガン・スタンレー、SBI、東洋、岡三、安藤、SMBC日興
業績推移
売上高 経常利益 1株利益 配当
2013/6 4,439百万円 304百万円 74円 7円
2014/6 5,229百万円 451百万円 106円 7円
2015/6(予想) 5,906百万円 601百万円 125円 8円

 

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