「原油ダブル・ブルETN」に目先人気 底入れ読む動き活発

個別 概況


原油価格の急落が止まらない中、目先の切り返しをにらんだ動きが活発化している。

原油ブル(2038) 週足

原油ブル(2038) 週足

「日経・トコム原油ダブル・ブルETN(指標連動証券)」(2038)の出来高増加が話題に。これは、投資先の東京商品取引所(旧東京工業品取引所)の東京原油(中東産原油)の2倍の値動きをする商品。実際、「東京原油」は、昨年半ばまでの1キロ6万5,000円から直近の同3万6,000円まで約45%もの下落で5年ぶりの安値圏に突入しているとあって、値ごろ感からの買いが入っている。

ただ、「米国のシェールオイルは拡大の一途、ひとたび稼働すれば、生産コストは大幅に低下する。米国内では大量の原油在庫を抱えているが、輸出を承認する法案の成立が有力で、輸出が解禁されれば、世界需給はさらに緩和に向かう可能性が高い」(先物市場関係者)との見方もある。輸出が解禁されれば、米国内(WTI)の需給は改善されるが、北海ブレントや中東産ドバイは悪化することに。新たな適正値を探る動きから、下値のメドは立てにくいのが現状のようだ。

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