IPO社長会見 データセクション(3905) ソーシャル・ビッグデータは宝の山

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澤博史社長

澤博史社長

データセクション(3905)が12月24日、マザーズに新規上場した。初値は公開価格を73%上回る900円。上場当日の記者会見で澤博史社長=写真=は次のように語った。

事業内容・強み…当社はツイッターなどソーシャルメディア情報を収集し、それを分析するツールを提供し、業務に精通した部隊がコンサルティングを行い、付随するシステム開発なども行う。新たなビッグデータ活用方法を作り出すのに必要な要素を兼ね備えていることが強み。取引先は博報堂、TBSなど大企業がほとんど。

成長戦略…現在、ソーシャル・ビッグデータはソーシャルメディアを傾聴し、マーケティングやリスク検知に活用する、いわゆる「リスニング」領域で利用されている。近未来では、クリックデータや購買データなどとの組み合わた「CRM」、ソーシャルメディアから人材抽出など「人材育成」、ソーシャルメディア情報からリアルの現場につながる「リアル+インターネット」、テレビCMの効果を定量的に分析し、CM効果を価値に変える「TVCM効果測定」といった領域にも利用が広がってこよう。それに向けた種をまいている。当社は売り上げの半分がストック型で、なかなか減収になりにくく、既存サービスでも継続的な発展が期待できるが、さらに新しい領域での取り組みを進めていく。警察の通報よりも情報がソーシャルメディアにアップされる方が早いこともあり、災害や事故情報をいち早くつかめるサービスについては複数のテレビ局が導入。今後は地方自治体の採用が広がっていくのではないか。

上場の狙い…ソーシャル・ビッグデータはいろいろな活用法がある。それを具現化するには上場により、皆さんに知ってもらいブランドを高め、アライアンス体制を構築する必要がある。ソーシャル・ビッグデータのビジネスは活性化し盛り上がっている状況だが、「ハイプ曲線」がいったん落ちる前に一刻も早くアライアンス体制を構築して活性化させたいと考え、今年上場することにした。

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