IPO社長会見 カヤック(3904) 来12月期から利益成長フェーズ

IPO 個別 社長会見


柳澤大輔代表取締役CEO

柳澤大輔代表取締役CEO

カヤック(3904)が12月25日、マザーズに新規上場した。上場2日目に公開価格560円の3.2倍に当たる1803円で初値を形成した。上場当日の記者会見で柳澤大輔代表取締役CEO=写真=は次のように語った。

特徴…もともとは面白く働く人が一人でも増えれば世の中がハッピーになるとの考えから「面白法人」と付けた。現在、ウェブキャンペーン広告、ソーシャルゲーム、スマートフォンゲームに特化した日本最大級のゲームコミュニティー「Lobi」を手掛ける。従業員の9割がクリエイター。最大の競争優位性は組織力。

成長戦略……ウェブキャンペーン広告は人数に比例する部分もあるので人も増やし、市場拡大とともに来年以降も伸ばしていく。ソーシャルゲームには2010年のモバゲーオープン化を機に参入した。現在の主要タイトルは「ぼくらの甲子園」。新規タイトルは今年は2本、来年はそれ以上を出す。「Lobi」はユーザーにとって面白いコミュニティーを、ゲーム開発者にとって価値のある機能を提供していくことでユーザー数を増やしている。機能ではゲーム中の動画をボタンひとつで録画できる「プレイ動画SDK」が好評。Lobiはこれから急速に伸びていく事業とみている。

業績成長性…今12月期はLobiへの投資を強めたため減益だが、来期はLobiが収益化するのでグッと伸びる。伸びの「率」はLobi、伸びの「額」ではゲームとなろう。以降、30%の利益成長を続けたい。

海外展開…ゲームは昨年から海外展開にチャレンジしている。Lobiもアジアはゲームコミュニティーの土壌があるとみている。

上場の理由…自分たちだけが面白がって楽しければいいと思っておらず、世の中に貢献したい。経済力も含め、さまざまな力を持つために上場した。投資家・株主に対し情報発信し、しっかりコミュニケーションを取っていきたい。来年以降、“面白株主”に向けた施策も打つ考え。カヤックの株主になると面白いと思ってもらえるようなものを考えている。

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