千利休のローソク足分析 飛島建設、東京急行電鉄、アスクル

テクニカル 個別


飛島建設(1805) 月足

飛島建設(1805) 月足

飛島建設(1805) 月足

三役好転から遅行スパンが抵抗帯(雲)を超えていけるかが焦点だ。時間の問題にも思えるが、RSI(12月)はピークアウトの兆候があり、短期的にはもみ合い相場が続く可能性が高い。一方、転換線が2月頃から緩やかに上昇に転じる公算が大きく、10月の陽線に続く三陰連が1月までに実現すれば、上昇直前の押し目買いの好機となるだろう。遅行スパンが雲を上回るタイミングに注視したい。

直近高値までの上昇で06年高値310円をクリアしたことで、下値を切り上げる長期の底入れは完了した。底値で横ばいの推移が長期化したことから、エネルギーも相当蓄積されている。信用買い残と売り残とも増加基調にあり、両残ともに厚みが増せば取組妙味や出来高増加で注目度は高まるだろう。

上値メドは09年1月安値50円から09年6月高値までの上昇幅260円を、6月高値に加えたE計算値570円どころが考えられる。05年5月安値520円をややオーバーシュートするイメージだ。

東京急行電鉄(9005) 月足

東京急行電鉄(9005) 月足

東京急行電鉄(9005) 月足

遅行スパンが株価と接近しており、そろそろもみ合い上放れの準備をしておきたい。転換線や基準線の上昇を支えに、11年3月安値298円を起点とした上昇二段目に入る確度は高く、大台替りの可能性も秘めているチャートパターンである。信用取り組みがきっ抗しており、需給面からも上値追いのサポートになろう。RSI(12月)は50%水準以上の小動きから上昇モメンタムが急速に強まる公算が大きい。一方、上放れの初動は意外と早くて短い。そのため、07年2月高値1,023円の前でいったん押し戻される可能性はあるが、取り組み面の悪化がみられなければ転換線までの調整は押し目買いで対処するべきであろう。

当面の上値メドは、1993年4月高値1,040円から2000年1月安値246円までの下落幅794円を、11年3月安値298円から逆に上げた背反値の1,092円どころ。00年1月高値246円から07年2月高値までの上昇幅777円を07年2月高値に加えたE計算値1,800円などが挙げられる。

アスクル(2678) 月足

アスクル(2678) 月足

アスクル(2678) 月足

上場来高値(4,110円)を前に失速。2月高値4,075円からの調整は、転換線でサポートされた後の持ち直しも上ヒゲで明らかな戻り高値に。基準線も下回り抵抗帯(雲)上限が遅行スパンをサポートできるかが焦点となってきた。12年4月高値1,695円どころまでのダメ押しは想定されるところだが、まずは09年から10年に付けた2,000円どころの節目を下値で意識できるかを12月相場で見極めたい。RSI(12月)は過去のボトム圏に入っていることや、直近3カ月の同水準の安値に下げ渋る雰囲気があるからだ。転換線や基準線は横ばいで推移しており、遅行スパンが終値ベースで雲上限を上回ることができれば、1月相場では2,500円どころまであっさりとリバウンドの可能性は高いとみられる。

二番底などで下値固めをしながらも、雲のネジレや雲が急速に切り上がるタイミングなどで株価もポジティブに順応できるかが波動イメージのひとつである。戻り高値となった7月高値を終値で上回ることができれば、上場来高値更新のみならず、成長株の一環として再び注目を浴びることになるだろう。

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