IPO社長会見 竹本容器(4248) アジアの売り上げ拡大に注力

IPO 個別 社長会見


竹本笑子代表取締役社長

竹本笑子社長

竹本容器(4248)が12月17日、東証2部に新規上場した。公開価格900円を2%上回る918円で初値を付けた。上場当日の記者会見で竹本笑子代表取締役社長=写真=は次のように語った。

世界の器文化に貢献・・・当社グループは、商品の価値や個性を強める容器や、内容物を安全に包み込み保存する容器の開発および提供を行っている。経営理念は「日本と世界の器文化に貢献する」こと。主な顧客は化粧品・美容事業者、食品・健康食品事業者、日用・雑貨事業者、そして、化学・医薬品事業者など。その販売地域は日本のほか、中国や米国にも広がっており、販売先はグループ全体で4,716社(前12月期)に達している。また、容器を作るための金型を2,657型(9月末時点)所有しており、いつでも、顧客が必要とする容器を調達できるようにしている。

事業拠点・・・・日本で販売するものは、一部を除き、国内の自社工場(7カ所)および協力メーカーで生産している。営業所はショールーム併用型が多い。また、海外については、中国・上海(1996年進出)や昆山(2005年進出)で生産したものを販売している。海外では化粧品の容器が主流だが、順調に売り上げを伸ばしている。

中国売り上げは20億円・・18年前に進出した中国での売り上げは前期に20億8,300万円に到達した。また、今年からは中国で自社生産をし、金型数は689型まで拡大している。

来12月期見通しと配当政策・・今期は8.2%増収、11%営業増益の計画で配当は19円の予定。来期については今期と同様の8%程度の増収を見込んでいる。国内も順調に拡大するとみているが中国は10%程度の成長もありそうだ。配当性向は20%メドとしたい。原油価格の急落に伴いポリプロピレンなど原材料価格にも影響が出るかもしれないが、それも、先々での交渉次第。現状はまだ今期並みでみている。

<記者の目>
アジアでは主に化粧品容器の売り上げが伸びているというが、その販売相手先が現地企業とあって営業力にも関心が向かいそうだ。

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