IPO社長会見 マークラインズ(3901) 毎年20%超の成長目指す

IPO 個別 社長会見


酒井誠代表取締役社長兼CEO

酒井誠社長

マークラインズ(3901)が12月16日、JASDAQ市場に新規上場した。公開価格1,980円を77%上回る3,510円で初値を付けた。上場当日の記者会見で酒井誠代表取締役社長兼CEO=写真=は次のように語った。

自動車産業ポータルを運営…自動車産業に特化したオンライン情報サービス「自動車情報プラットフォーム」を運営している。完成車メーカー、設備・機械メーカーの「買い手」と、部品メーカー、材料メーカー、運輸・商社の「売り手」それぞれに、情報収集ツール、情報発信ツールとして利用してもらうのがビジネスモデル。日・英・中の3言語の豊富なストックデータを持つ。例えば、情報収集ツールとして部品メーカーを検索する場合、4万社の部品メーカー、約1,000種類の部品分類で検索することができる。部品別発注・納入状況、主要500社動向、台数統計などを手に入れることが可能で、他社の部品調達先の情報も知ることができる。

自動車情報プラットフォーム事業以外では、市場・部品・技術などの受託調査を行うコンサルティング事業、自動車市場予測サービスの販売、顧客企業からの依頼に基づく人材をサーチする人材紹介事業を手掛け、これらを伸ばしていきたい。

競合は不在…自動車情報プラットフォームの契約企業数は今年10月で約1,700社を数える。顧客層は幅広いが、最近話題の多い自動運転に関連したIT・インフラ企業も含まれる。競合企業は存在しない。企業は当社の情報ポータルを使うか、自社で費用をかけて調査するかの二者択一の状態。その境界線が当社側に寄ってくるようにアピ―ルしていく。潜在顧客社数は約8万社とみている。

地域別の売上高構成は、今年9月で日本が約61%、海外が39%だが、2年後にはこの比率が逆転、10年後には海外の比率が80%に高まることになろう。

2ケタ増収益…今12月期は売上高104億5,500万円(前期比23%増)、経常利益3億2,200万円(同33%増)を見込む。配当は年28円の予定。配当性向は4割をメドにしていく。中期的は、売上高、利益ともに年率20%の成長は最低でも維持していきたい。

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