IPO社長会見 SFPダイニング(3198) 専門性の追及で差別化図る

IPO 個別 社長会見


佐藤誠社長

佐藤誠社長

SFPダイニング(3198)が12月16日、東証2部に新規上場した。公開価格1,940円を16%下回る1,620円で初値を付けた。上場当日の記者会見で佐藤誠社長=写真=は次のように語った。

店舗展開と特色…当社は居酒屋を中心とした飲食業が主な事業。時流を先見した「こだわり」の限りなき追及が経営理念。手羽先唐揚げ専門店の「鳥良」と海鮮系食材を主体とし、テーブルの上で自らが食材を焼く(浜焼き)スタイルの「磯丸水産」が主力業態。前9月期末時点の総店舗数は113店。そのうち、磯丸水産が68店、鳥良が36店だ。磯丸水産の出店加速が全体の業績拡大をけん引している。そのほか、鉄板焼や名古屋の味噌煮込みうどん、生そば、スペイン料理の店なども数店展開している。

居酒屋も専門性で区別…大きく分けると、居酒屋は「総合型」と「専門型」に分けられる。数年前までは何でもそろう「総合型」が大半だったが、今日では消費者も何を食べたいかで店を決める風潮にある。その意味でも、目下、わが社の成長エンジンとなっている「磯丸水産」の“浜焼き”には人気がある。

成長戦略…今9月期の出店計画は「磯丸水産」が40店、「きづなすし」1店の計41店だが、既に、磯丸水産13店の出店が完了、20店の出店が契約済みだ。きづなも10月に出店済みで順調というか、むしろ、前倒し気味で推移している。

親会社との関係…親会社のクリエイト・レストランツとは同じ外食産業に位置しているため、食材などの情報交換といったシナジー効果はあるものの、基本的に経営の狙いどころは異なる。このため、戦略も違ってくる。

当面の業績推移…今9月期業績予想については売上高が286億3,000万円(前期比42%増)、経常利益31億5,000万円(同58%増)、当期純利益19億5,000万円(同65%増)の見込み。1株当たり利益は73円を予定している。配当については引き続き無配継続の見通しだが、なるべく早い時期に配当が実施できればと思っている。

戻る