IPO社長会見 スノーピーク(7816) アウトドアの新市場を創造

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山井太代表取締役

山井太代表取締役

スノーピーク(7816)が12月11日、マザーズに新規上場した。公開価格比2.4倍の5,390円で初値を形成。上場当日の記者会見で山井太代表取締役=写真=は次のように語った。

ブランド力でシェア拡大中…1989年にテントとタープを組み合わせた現在のオートキャンプスタイルを提唱した当社。売上高の65%は国内だが、18%を韓国、12%を米国、5%を台湾が占めるなど、グローバルで通用するブランド力が強み。主力のオートキャンプ用品はほとんどが自社開発品。数十年愛用される高いデザイン性に加えて、すべてに永久保証を付与するなど品質の高さにも定評がある。中で高額なテントは3万円以上の高価格帯を当社が独占。業界内シェアは2012、13年に8%ほど、14年は10%程度の成長を続けている。

野外から「都市」進出で成長…国内のキャンプ人口は750万人で人口の6%にとどまる。今後は当社が都市へ出向き「アーバンアウトドア」といった新市場の創設をもくろんでいる。1つはアパレル。“都市と自然を行き来する”とのコンセプトの下、日常でも自然の中でも活動しやすいデザインの服を提案する。2つ目は「都市空間におけるアウトドア」。自宅の庭やバルコニーなどに当社製品を置いてアウトドアを楽しんでもらう。3つ目は「グランピング」。「グラマラス・キャンピング」の略で、欧米では既に認知された旅行スタイルだ。テントとリゾートホテルの中間のようなスタイルで、言うなれば「大自然の中の極上スイートルーム」。例えば国立公園内などに移動式宿泊棟を設置。夕食には絶景を眺めながら一流シェフが調理した旬の素材を楽しむ。3つの新規事業はまだ立ち上がったばかりだが、5年後には売上比率を全体の35%程度にまでもっていきたい。

株主優待など還元策は前向きに…配当金は現在の水準が最低ラインと考える。優待については来年以降、適切なタイミングで発表したい。

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