千利休のローソク足分析 鉄建、東京製鐵、フジクラ

テクニカル 個別


鉄建(1815) 月足

鉄建(1815) 月足

鉄建(1815) 月足

高値圏でもみ合い。RSI(12月)などからはピーク感もあるが、8月の大陽線の上方で底堅く推移しており、13年安値を起点に強い三段上げ目の動意は近いとみられる。信用買い残と売り残のトレンドが同じであり、今後は好取組面も一段高を見込む重要な要素となるだろう。基準線の上昇転換にはまだ時間を要するが、2月の転換線上昇のタイミングで抜け出せるかが焦点。当然ながら、直近高値から奇数月が経過する1月動意なども可能性が高く、その際は2月に先行した動きと判断し上値を狙いたい。

高値更新後の上値メドは、01年12月安値64円から06年1月高値317円までの上昇幅253円に対するE計算値570円、2E計算値の823円どころなどが予想される。1996年6月高値850円を前にいったん押し戻される公算が大きい。一方、日柄面では96年高値から2006年1月高値までの「116」カ月の日柄を06年1月から先に対等させた15年8月前後は基調に変化が生じやすく、上昇基調が続けば総手仕舞いのタイミングになる可能性があるということだ。

東京製鐵(5423) 月足

東京製鐵(5423) 月足

東京製鐵(5423) 月足

出遅れ感では文句なしの銘柄だ。直近でようやく抵抗帯(雲)に入り込み、遅行スパンが好転。基準線が上昇基調に入る日柄が経過しており、あとは株価が雲を上回れば視界が晴れる。RSI(12月)は50%水準を意識して反転の兆候あり。転換線をサポートに下値を切り上げながら、じり高基調が続く展開が予想される。

信用買い残と売り残が拮抗(きっこう)しており、買い方の戻り売りなどで上値を抑えられる可能性も小さい。むしろ、安値圏の放置を見逃しやすい動きであり、来年展望の出遅れ銘柄探しに先んじて仕込む戦略でもよい。

上値メドは、06年6月高値2,625円から同年11月安値1,566円までの下落幅1,059円を、12年10月安値238円からの上昇とみた背反値1,297円どころが考えられる。中長期の上値メドとしては、00年2月安値239円から04年4月高値2,030円までの上昇幅をイメージすれば、2,029円どころまでの上値余地はみておきたい。

フジクラ(5803) 月足

フジクラ(5803) 月足

フジクラ(5803) 月足

リーマン・ショック直後の戻り高値549円を前に押し戻される展開となっているが、押し幅が小さく、先高期待は強い。信用買い残と売り残が低水準で安定しており、ダラダラと下げが続く状況ではなさそうだ。RSI(12月)は50%を割り込んでおり、終値ベースでも割り込めば調整が長引く可能性もあるだろう。ただ、横ばいが続く基準線の上昇が再び始まることで、下値を積極的に拾っていきたい銘柄である。10月から陰線が続いており、仮に12月を陽線で終えることができれば、1月は反発が望めよう。転換線上で終えることができれば、より反発力を強める展開が予想される。

上値メドは、10年4月高値549円から12年7月安値199円までの下げ幅350円に対する倍返しとみれば899円どころ。07年6月の戻り高値926円から09年3月安値202円までの下落幅724円を、12年7月安値から逆に上げ幅と想定した923円どころなどが考えられる。いずれにしても、01年以降の波動では重要なフシでもあり、遅かれ早かれ達成する水準であろう。

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