IPO社長会見 クラウドワークス(3900) 3年後に契約額100億円突破目指す

IPO 個別 社長会見


吉田浩一郎代表取締役社長

吉田浩一郎社長

クラウドワークス(3900)が12月12日、マザーズに新規上場した。公開価格760円の73%高となる1,316円で初値を形成。上場当日の記者会見で吉田浩一郎代表取締役社長=写真=は次のように語った。

「新しい外注」で22兆円市場を創出…ネット上で仕事の受発注ができるクラウドソーシングのサイト「クラウドワークス」を運営する。サービス開始わずか2年半で登録ユーザー数は22万人、利用企業は4万社を超える日本最大級サイトに成長した。クラウドソーシングは「企業」ではなく「個人」へ外注する新しい社会インフラ。日本にはまだ6,000万人以上の労働力が眠っており、これを企業とつなぐことで、22.8兆円市場の創出が見込まれている。

契約額は倍増ペースを見込む…クラウドソーシングを手掛ける競合他社はデータ入力など単純作業が主流。当社はこれにシステム開発などプロフェッショナル領域まで取りそろえた。政府や20以上の地方自治体も活用するサービスはほかにない。2014年9月期の総契約額は15億円。これを競合他社に先駆けて100億円に乗せることで、業界ナンバーワンの地位を確固たるものにしたい。契約額は今期34億、来期74億、翌17年9月期には113億円を計画。うち3割程度が営業収益といった成長を今後も継続して、17年9月期には営業収益32億円、営業利益5億円との計画を掲げている。

今期赤字見通しでの上場理由…今年1月大企業向けに立ち上げた「エンタープライズ」の高成長が評価されている。直近四半期で既に黒字化して、営業利益率は51.8%にも達している。これまで未開拓だった大企業にヒアリングした結果、クラウドソーシングのニーズを発見。直接個人とかかわることが困難な大企業からの案件を当社が“分解”して個人に発注することで、進行手数料を徴収している。この分野での営業強化を主な目的に、従業員数を現在の29人から今期中には110人程度に拡大する予定だ。

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