千利休のローソク足分析 アンリツ(6754)、黒崎播磨(5352)、第一生命保険(8750)

テクニカル 個別


アンリツ(6754) 週足

アンリツ(6754) 週足

アンリツ(6754) 週足

株式市場全体の好調を横目に、12年5月高値1,611円を起点として右肩下がりの調整が続いている。下落波動は1,200円どころを中心とした中段もち合いを挟んで500円幅で対等する二段下げを達成。転換線をサポートに底固め完了の可能性が高く、気付く者は値ごろ感によるリバウンドの前に仕込んでおきたい局面だ。転換線の目先の上昇転換で株価に弾みが付くかが焦点となる。一方、直近の調整過程では信用買い残が大幅に増加した。反発局面では戻り売り圧力をこなせる出来高の増加が必要となる。RSI(13週)はボトムアウトから50%水準まで回復。再びモメンタム低下なら自律反発にとどまり、50%を上回れば本格上昇局面への移行が濃厚になる。

短期的な上値メドは、12年3月高値1,122円前後の水準となる。当面の目標値は12年6月安値757円から13年5月高値までの上昇幅854円を、直近10月安値732円からの上昇幅とみた1,586円どころであろう。

黒崎播磨(5352) 週足

黒崎播磨(5352) 週足

黒崎播磨(5352) 週足

底打ち直後に目立った週足上ヒゲ足は今年に入ってからはほぼ解消した。12年以降の下値をゆっくりと切り上げる展開が続いている。足元は基準線を中心にもみ合いが続くが、抵抗帯(雲)上限の切り上がりに準じて騰勢を強められるかが注目される。13年11月高値を起点とした上値抵抗線を突破できれば、遅行スパンが雲を上回り値固めが一段と強化されるだろう。信用買い残は低位で安定しており需給面に不安は乏しい。

一方、RSI(13週)は50%を中心に不安定な動きがつづいており、50%を維持できるかの正念場である。下回れば株価は雲下に再び潜り込む可能性が高い。

上値メドは、13年6月安値171円から同年11月高値301円までの上げ幅130円を、5月安値203円からの上昇とみたN計算値333円。10年から11年にかけて上げ下げした値幅の中心レベルと一致し、比較的強い節目となる公算が大きい。上回ることができれば、13年6月安値から同年11月高値までの上げ幅に対するE計算値431円などが考えられる。

第一生命保険(8750) 週足

第一生命保険(8750) 週足

第一生命保険(8750) 週足

典型的な上場後の強気パターンに入りつつある。二番底形成後の13年5月高値1,710円は、12年1月安値733円から同年3月高値1,219円までの上昇幅486円に対するE計算値1,705円が意識された可能性が高い。上場来高値更新後に490円幅の調整を繰り返したが、3度目の高値更新で上昇に弾みがつくかが焦点となる。信用残は低位で安定していることや、RSI(13週)は上昇を続けている。一目均衡表上ではいつ上に抜き出ても不思議ではない状態にあり、好取組を背景に需給相場に進展していく可能性が高い。

最初の上値メドは、心理的フシとなる2,000円どころ。上回ることができれば、1月高値1,800円から4月安値1,310円までの下落幅490円を1月高値に加えたV計算値2,290円、10年4月高値1,688円から12年1月安値までの下落幅955円に対して倍返しとみた2,643円が有力となる。

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