IPO社長会見 CRI・ミドルウェア(3698)   独自の圧縮技術でゲームを“リッチ化”

IPO 個別 社長会見


押見正雄代表取締役社長

押見正雄代表取締役社長

CRI・ミドルウェア(3698)が11月27日、マザーズに新規上場した。上場2日目に公開価格比5.29倍となる1万2,700円買い気配で引けた。上場当日の記者会見で押見正雄代表取締役社長=写真=は次のように語った。

「音」と「映像」で社会を豊かに…「CRIWARE」ブランドのミドルウェアを開発、これをゲームメーカーなど向けに許諾販売する。音声と動画を圧縮し、機器を選ばずスムーズに再生する技術で、主にゲームやパチスロ・パチンコ機器などエンターテインメント分野で利用されている。近年はスマートフォンの普及に伴って、データを端末に取り込んで遊ぶネイティブアプリ向けニーズが急拡大している。音声は25分の1、映像は100分の1程度にデータを圧縮することでダウンロード時間を短縮したほか、16種類の音声を同時に流すといった複数データの「組み合わせ再生」でコンテンツのリッチ化を実現した。

今後の戦略・新規市場開拓について…コンテンツのリッチ化との観点から、今後は「しゃべる家電」などでも当社製品の利用が進むだろう。あるいは医療分野に進出してエンターテインメントの要素を持ち込むことで、関連機器の使用を持続させるといった使われ方も可能だ。ちなみに現在当社の主力である家庭用ゲーム機についても、世界規模では順調に拡大中。日本の約7倍、1兆7414億円もの市場が広がっており、こちらでの事業展開を準備している。

戻る