アナリストの五感+1 サイゼリヤに注目 海外展開で稼ぐ外食

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株式市場ではよく、内需型企業や外需型企業という色分けをされる。外需型企業は円安がメリット、内需型企業は円安はデメリットと一般的には思われている。

サイゼリヤ(7581) 週足

サイゼリヤ(7581) 週足

しかし、製造業の海外生産の比率が高まっている。一部で「自動車の地産地消」という言葉が出たように、円安は製造業にとって昔ほどのメリットはないとみられる。一方、内需型企業の中には、海外展開を積極的に進める会社が出てきた。

そうした中でサイゼリヤ(7581)に注目したい。2014年8月期の実績で営業利益の27%を海外で稼いでいる。今後の出店計画は海外が中心で、国内はスクラップアンドビルドがメーンである。

同社はアジアを軸に展開している。アジアは共働き家庭が多く、食費に占める外食比率が7割程度と高いこと(日本は45%)、日本よりも潜在経済成長率が高いことなどが注目点である。

許認可の問題や商習慣の問題などハードルは高いが、それをクリアすれば、日本ほどの過当競争でないため収益性は高いとみられる。

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