中間期の最高益更新銘柄に注目 円安、設投関連など選別買い対象に

個別 概況


ジャムコ(7408) 日足

ジャムコ(7408) 日足

9月中間決算の発表もほぼ終わり、全体では6%前後の営業増益を達成したもよう。好決算銘柄を洗い直す作業が活発化しそうだ。むろん、ここにきて、解散総選挙とともに消費再増税の延長思惑が急浮上する中、食品や小売など消費関連株への見直しも進みそうだ。同時に、1ドル=116円台と一段と円安が進行していることも見逃せない。

その一方で、今回の決算では期待外れの決算も意外と多かった。消費増税の影響が予想以上に長引いた銘柄や、国内の景気鈍化、円安による輸入原材料のコストアップなどが収益の足を引っ張った銘柄群だ。さらに、原油や船舶関連などの市況安が業績下方修正につながった石油精製株、海運株セクターなどもある。

こうした中で、中間決算で営業利益が過去最高を更新した銘柄も多く、マークしておきたい。表は中間2ケタ増益で通期も2ケタ増益予想、中間営業利益が過去最高を更新した主な銘柄。特に「JPX日経400」に採用されている銘柄には買い安心感が一段と強まっている。10月31日の想定外の日銀追加緩和からの急激な円安進行なども背景に(1)円安メリットを享受しやすいグローバル企業で特に米国で稼いでいる企業、(2)設備投資関連企業、(3)訪日外国人の増加でメリットを享受する企業、(4)公共事業関連――など多彩だ。

9月中間営業利益が過去最高を更新した主な銘柄
銘柄 コード 中間増益率 ピーク比 通期増益率 JPX日経400
ジャムコ 7408 3.0倍 156% 44.60%
エプソン 6724 2.6倍 119% 55.40%
富士通ゼネ 6755 77.5% 110% 20.80%
航空電子 6807 75.5% 132% 31.50%
三菱重工 7011 56.7% 141% 26.10%
ブラザー 6448 54.7% 113% 22.40%
小糸製作所 7276 50.3% 126% 19.20%
マキタ 6586 47.7% 105% 8.40%
日立金属 5486 47.0% 114% 29.30%
シスメックス 6869 46.6% 146% 24.70%
ダイセル 4202 44.3% 121% 24.00%
マツダ 7261 40.6% 136% 15.30%
ディスコ 6146 40.0% 124% 33.70%
日本電産 6594 33.9% 102% 23.40%
タダノ 6395 33.1% 133% 22.00%
富士重工 7270 23.2% 123% 17.00%
KDDI 9433 10.7% 110% 10.10%
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