千利休のローソク足分析 サニックス、日本カーボン、鬼怒川ゴム工業

テクニカル 個別


サニックス(4651) 週足

サニックス(4651) 週足

サニックス(4651) 週足

8月安値852円を起点とした反発局面で形成した長い連続陽線は、抵抗帯(雲)上限を頭に反転調整局面入りとなった。下落基調の転換線なども節目として意識された格好だ。2月安値741円を意識して反発したことで、もみ合い相場入りと疑う場面であったが、調整色を深め依然として弱気局面にある。一方、10月安値457円は11年6月高値441円の戻り高値を意識して十字足を形成した。信用残は買い残と売り残が高水準で拮抗(きっこう)しており、取組妙味の側面が反発力を強める要因となり得る。RSI(13週)は直前高値32.4%を上回ればボトムアウトとなり、株価は上方向に動意づく可能性が高い。短期的には転換線付近で押し戻される展開が予想されるが、2月安値あたりまでは目先的にあっさりと到達するだろう。

ただ、RSIの50%水準超えや上値抵抗線を上回ることができれば、株価の上値は伸びると考えた方がよい。中期上値メドは、2月安値から5月高値1,637円までの上昇幅896円を、10月安値457円からの上昇で当てはめた1,353円どころなどが挙げられる。

日本カーボン(5302) 週足

日本カーボン(5302) 週足

日本カーボン(5302) 週足

長い日柄調整の間に信用の買い残は整理が進行し、需給面からの妙味が出てきた局面だ。RSI(13週)は50%超えから直近高値を上回った。一方、株価は依然として直前高値の下方で推移しているが、RSIの上ブレが株価上昇の先行シグナルとなる可能性は高い。

この先、基準線をサポートに抵抗帯(雲)を上抜けやすいタイミングに入ってくる。遅行線の好転が雲の上抜けにつながるかも、強気転換を判断する上での焦点となる。9月高値204円を上回り、09年8月高値366円を起点とした右肩下がりの上値抵抗線をブレークできれば、出遅れ感が一層意識される公算が大きく、5月高値261円などは一気にクリアする展開が予想される。

当面の上値メドとして重要なのは、12年10月安値120円から同年5月高値261円までの上昇幅141円を、同年6月安値162円からの上昇幅として当てはめたN計算値の303円。また、09年3月安値156円から同年8月高値366円までの上昇幅210円を、12年10月安値から当てはめた330円どころとなる。

鬼怒川ゴム工業(5,196) 週足

鬼怒川ゴム工業(5,196) 週足

鬼怒川ゴム工業(5196) 週足

信用買い残と売り残は低水準で拮抗。短期的には基準線や抵抗帯(雲)上限などでいったん上値を抑えられる可能性は高いが、RSI(13週)はボトムアウトから50%を上回った局面にある。4月以降の安値を切り上げていく展開が予想され、三役好転から8月高値570円を上回れば、短期的な底固めが完成すると思われる。

上値メドは、4月安値398円から8月高値570円までの上昇幅172円を8月高値に加えたE計算値742円、12年10月安値358円から13年5月高値679円までの上昇幅321円を13年5月高値に加えたE計算値1,000円どころなどが考えられる。また、11年12月高値695円を起点にもみ合い相場が続いているとした場合、そのレンジの最大値幅は12年10月安値358円までの337円である。もみ合い相場の中心値線として考えられる527円どころ(点線)からレンジ最大値幅337円を上げた864円どころもある。

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