IPO社長会見 セレス(3696) M&Aも視野

IPO 個別 社長会見


都木聡社長

都木聡社長

セレス(3696)が10月22日、マザーズに新規上場した。初値は公開価格を55%上回る2,890円。上場当日の記者会見で、都木聡社長=写真=は次のように語った。

広告主のニーズにかなうビジネスを展開…主力はモバイル向けポイントサービス。運営サイト「モッピー」「モバトク通帳」に常時3,000-4,000件の広告を掲載しており、会員にポイントインセンティブを使ってアクションを促して広告主の求める成果に誘導し、広告主からお金をいただく成功報酬型ビジネスモデル。広告主は賢くなっており、「広告枠を買う」→「広告成果を求める」へ変わってきている。われわれの成果報酬型はそれにかなうものと考えている。

今後も高い成長を続ける…スマートフォン(スマホ)広告市場は今後3年で2倍(=3,000億円)になると予測されている。昨年430億円だったスマホ向け成果報酬型広告も、今後3年間で2倍になると考えられ、その中で当社は高い伸びを示していきたい。

成長戦略1…ポイントサービスの成長戦略は「アクティブ会員と広告主を増やす」ことに尽きる。ポイントサービスの会員は9月末で154万人。これを早いタイミングで、1-2年内に倍の300万人にもっていき、中期的に500万人を囲い込んでいきたい。昨年12月に「モバトク通帳」を買収して会員を増やしたように、“会員を買う”意味で、今後もM&A(企業合併・買収)も活用したい。

成長戦略2…アルバイト募集を掲載し(現在3万件)、採用されると課金される、成果報酬型の求人サイト「モッピージョブ」も手掛ける。ポイントサービスの会員基盤を生かすとともに、検索エンジンマーケティングを強化していく。今後は、会員だけでなく一般ユーザーも対象としている「モッピージョブ」のように、一般ユーザーも対象にした成果報酬型ビジネスモデルも増やしていく。このほか、ポイントを生かしたO2O事業サービスも作っていきたい。

配当について…マーケットを上回る業績成長ができなくなれば、当然、配当を考えていかなければならないと考えている。上場に伴う公募増資で調達した資金は、会員獲得に向け、スマホメディアへの出稿などに使っていく。

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