エラン(6099) 11月7日、マザーズに新規上場。日常品提供で“手ぶら入院”をサポート

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エラン(6099)が11月7日、マザーズに新規上場する。

介護・医療施設に手ぶらで入所・入院できるよう、日用品レンタルシステム「CS(ケア・サポート)セット」の普及拡大に注力する。

病院に入院する人や、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、グループホーム、ケアハウスなどの介護施設に入所する人たち向けに、タオルや衣類などの日用品やおむつなどを希望に応じてセットし、1日単位で貸し出す。利用者本人とその家族はこれらを交換したり補充したりする手間が省けるため、利用者は使用量や家族の負担を気にすることなく安心して治療やリハビリに専念できる。サポートが見込めない単身者にはとりわけ有益。日額制のため経費の計算も容易だ。

施設側にも私物管理から開放されるとのメリットがある。加えて、緊急入院で衣類が不足しているときなどでも、即座に清潔な用品が提供可能。調達のために家族へ連絡をとるといった労力が省かれる。

近年は院内感染に対する危機感が急速に高まっており、特に衣類を経由しての感染の危険性が指摘されている。「CSセット」に含まれる衣類はすべて、提携工場で高熱殺菌・殺菌洗浄がほどこされており、衛生面からも利用価値は高そう。

「CSセット」の提供方法は主に2パターン。同社が施設と直接契約を行うパターンと、施設へ既に出入りしているリネン供給業者と契約するパターンがある。前者の場合、「CSセット」の保管場所を施設内に設けてここに随時、商品を補充。利用者に対する商品説明や申し込み受け付け、配布・回収を施設側が行うことで、同社からその対価を支払う。システム導入は施設の収益アップにもつながるというWin―Winの仕組みを構築した。

現在は国内9拠点で事業を展開中。利用施設数は今年6月末時点で460。2012年12月末の314、13年12月末の406から大幅な増加が続いている。

概 要
事業内容 「手ぶらで入院・入所、手ぶらで退院・退所」が可能となる衣類・タオル類の洗濯サービス付きレンタルと日常生活用品の提供を組み合わせたサービス(CSセット)の運営
本社 長野県松本市出川町 15-12
代表者 櫻井英治
設立 1995年2月
上場前資本金 3,000万円
発行済株式数(上場時) 300万株
筆頭株主 櫻井英治(上場前 42.11%)
公募株式数 500,000株
売出株式数 517,000株(オーバーアロットメント 152,500株)
初値 2,980円(70.3%高)
公開価格 1,750円(10/27)
ブックビル仮条件 1,620~1,750円
ブックビル期間 10月20日~10月24日
引受証券 野村(主幹事)、みずほ、SMBC日興、SBI、マネックス、いちよし、岩井コスモ、エース、岡三、高木、日本アジア
業績推移
売上高 経常利益 1株利益 配当
2012/12 4,601百万円 309百万円 61.56円 360(3.60)円
2013/12 6,024百万円 401百万円 82.60円 400(4.00)円
2014/12(予想) 7,401百万円 407百万円 81.02円 5.00円

 

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