オプティム(3694) 10月22日、マザーズに新規上場。多数の特許技術を持つネットサービス開発・提供会社

IPO 会社紹介 個別


オプティム(3694)が22日、マザーズに新規上場する。

「ネットを空気に変える」というコンセプトを掲げ、もはや生活インフラとなったインターネットを空気のように無意識のうちに使いこなせる存在に変えていくことをミッションとする。

パソコンが主流だった時代からスマートフォン(スマホ)やタブレットが登場したように、新しいネット環境を利用する際には少なからずITリテラシーが求められるもの。同社はこれを、自社開発した独自ソフトウエアなどを用いて解消する。

例えば「MDM」。パソコンやスマホなど端末の管理やセキュリティー対策をブラウザー上から簡易に行えるツールで、同社製品は大手システムインテグレータや通信会社で採用され、2011―13年の3年間連続で国内シェア首位を獲得した。あるいは、利用方法が分からない端末を遠隔操作するリモートマネジメント分野では、国内外の大手携帯キャリアに同社製品「Optimal Remote」が導入されている。そのほかにも、不正に遠隔操作されている状況を検知してその原因となるファイルを削除する「Optimal Guard」、インターネット接続状況の診断・修復ツール「Support」シリーズなど豊富なラインアップを取りそろえる。

これらすべての技術を内製にて研究・開発していることが最大の強み。創業以来、知的財産の獲得が他社との差別化との考えからこれに注力して、今年8月末時点における保有特許数は74個(国内56、海外18)に上る。特許資産規模は情報通信業界で世界トップ10位に入るが、特許資産規模を登録件数で割った「1件当たりの特許資産規模」では、NTTやマイクロソフトなど名だたる企業を抑えてトップとなっている。

今後はスマートデバイスが急成長している中国、東南アジアを中心とした海外展開にも注力する構え。既に中国ではKDDIの子会社であるDMX Technologies Group Limitedと販売代理店契約を締結。モバイル出荷台数で世界第3位の華成技術有限公司(HUAWEI)に「Optimal Remote」が採用されている。

概 要
事業内容 デバイスマネジメントなどのソフトウエアの提供を通じたライセンスサービス事業
本社 佐賀県佐賀市高木瀬町大字東高木 223-1
代表者 菅谷俊二
設立 2000年6月
上場前資本金 1億8,338万円
発行済株式数(上場時) 152万9,000株
筆頭株主 菅谷俊二(上場前79.23%)
公募株式数 229,900株(うち、自己株処分140,400株)
売出株式数 0株(オーバーアロットメント 34,400株)
初値 14,400円(3.6倍、23日)
公開価格 4,000円(10/14)
ブックビル仮条件 3,700~4,000円
ブックビル期間 10月6日~10月10日
引受証券 大和(主幹事)、SBI、SMBC日興、みずほ、岩井コスモ、マネックス、岡三、丸三
業績推移
売上高 経常利益 1株利益 配当
2013/3 1,434百万円 98百万円 29.32円 -円
2014/3 1,709百万円 113百万円 33.50円 -円
2015/3(予想) 2,022百万円 293百万円 121.44円 -円

 

戻る