GMOリサーチ(3695) 10月21日、マザーズに新規上場。インターネット活用の市場調査会社

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GMOリサーチ(3695)が21日、マザーズに新規上場する。

GMOインターネット(9449)の子会社。インターネットを活用した市場調査活動を手掛ける。これまで企業がインターネットリサーチを行うための共通プラットフォームが国内に存在せず、そこで同社は、最先端のインターネット技術を駆使したプラットフォームを開発。これを日本国内にとどまらず、アジア全体のマーケティング業界で共有することを目指す。

強みのプラットフォームは2つ。1つは、今年5月に開発した「MARKET OBSERVER(マーケットオブザーバー)」。調査したい企業と、調査に協力したい消費者に対して、すべてをインターネット上で完結できる仕組みを提供する。アンケートの配信から回収・集計までを同一インターフェースで行うことができるほか、調査対象者の選定についても、データベースから年齢や性別、保有資産、SNS(交流サイト)利用状況など100以上の項目から絞り込みが可能に。加えてこれらの作業はドラッグ&ドロップで完了と、プログラミングなど専門知識不要の簡易操作を実現した。

もう1つは、2012年1月に立ち上げた「アジアクラウドパネル」。アジアの消費者の声をリアルタイムに企業へ届けるべく、マレーシアに拠点を置く大手モバイル情報サイト「mobile88」と、アジア12カ国でサービスを展開する総合調査会社ACORN Marketing & Research Consultantsと連携。今年7月時点で約1,037万人のモニターを擁する、アジア最大規模のプラットフォームとなっている。

現在の主力事業はこれら2つのプラットフォームを用いたサービス提供だが、最近はテクノロジーを駆使した「調査票のいらない調査」も。アンケートやインタビューといった伝統的な調査手法では、リサーチャーが想定した範囲内でしか調査の設計ができず、消費者の無意識下に沈殿している意識や概念構造を明らかにすることは困難だった。そこで、視線を追うことで消費者の購入検討プロセスを見える化したり、瞳孔と表情の変化を計測することで、無意識的関心度を測定・分析。こうして、身体的生理的反応を分析することで、消費者意識や購買行動への理解をさらに深めることを可能とした。

概 要
事業内容 インターネットリサーチ事業
本社 渋谷区桜丘町 26-1
代表者 細川慎一
設立 2002年4月
上場前資本金 5,000万円
発行済株式数(上場時) 160万9,200株
筆頭株主 GMOインターネット(上場前75.58%)
公募株式数 190,000株
売出株式数 262,400株(オーバーアロットメント 67,800株)
初値 4,900円(2.3倍、22日)
公開価格 2,100円(10/10)
ブックビル仮条件 2,000~2,100円
ブックビル期間 10月3日~10月9日
引受証券 大和(主幹事)、野村、SMBC日興、いちよし、みずほ、エース、藍澤
業績推移
売上高 経常利益 1株利益 配当
2012/12 1,527百万円 110百万円 123.15円 -円
2013/12 1,938百万円 149百万円 67.15円 -円
2014/12(予想) 2,586百万円 239百万円 100.25円 -円

 

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