北浜流一郎 人気株発掘 住友金属鉱山(5713) 需要拡大見込めるニッケル最大手

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住友金属鉱山(5713) 日足1年

住友金属鉱山(5713) 日足1年

最近の東京市場はサプライズ続きとなっていて、好ましい限りだ。中でも驚いたのは6日の日経平均416円83銭高。とんでもない上がり方になったほどだ。

しかし、こんな上がり方は好ましくない。その後行き過ぎが修正されるからで、実際ここに来て調整色が強まっている。

ただ大事なのは、騰勢。これが衰えてしまうと回復トレンドが毀損(きそん)してしまうが、幸い今はそんな気配はない。それどころか好ましい現象さえ見受けられる。7日の東証1部出来高だ。51億4000万株だった。

これは、もちろん驚くほどの大出来高。目先はやや過熱感が出て来始めていることになるが、一方で別の意味を持つ。

指標は下げたのに出来高が急激に膨らむ。これは押し目買い意欲が旺盛で、実際それが入ったことを意味している。

現在の株高を支えているのは外国人投資家の積極買いによるものだ。一方、国内機関投資家や個人の現物売買は売り越しが続いているのだが、7日の出来高急増を見ると、国内勢も重い腰を上げ始めた可能性がある。

私が常々主張しているように、「株高列車に乗れ」が実行され始めている。こういうことであり、我々も押し目を丹念に狙っていくようにしたい。

アベノミクスに対して、今後は「上手く行くはずがない」という見方や批判が強まってくる。これを想定した上で、積極策を取り続ける。いまはこれが良策であり、具体的には住友金属鉱山(5713)が魅力的だ。世界的に景気悪化が底を打ちつつあり、日本企業の収益が急改善に向かっている。それとともに需要が上向くのがステンレスであり、その原料となるニッケルだ。

住友金属鉱山はニッケルの最大手。その需要が今後上向く可能性が高いことを考えると、株価は既に戻り高値圏ながら、もう一段高が見込める状況にあるとみてよい。

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