千利休のローソク足分析 KYB(7242)、三井化学(4183)、日本信号(6741)

テクニカル 個別


KYB(7242) 月足

KYB(7242) 月足

KYB(7242) 月足

基準線と抵抗帯(雲)を再び上回る局面に突入した。07年以降の振れ幅は大きいものの、09年3月安値110円から11年2月高値745円までの上昇幅635円を最大値幅としたもみ合いのパターンといえる。89年高値1,080円を起点とした下落トレンドの中段もみ合いにも見えるが、09年3月安値から下値を切り上げており、上値抵抗線の方をブレークする公算が大きい。12月相場からは基準線が上昇に転じることで、株価の上昇に弾みがつく展開は十分あり得るだろう。信用買い残は減少傾向を続けており、需給面の不安も解消された。

RSI(12月)が50%を下回ったことで短期的には押しを入れる可能性はあるが、基準線や12年10月安値245円を起点とした下値支持線などが買い場になるとみられる。

短期的な上値メドは、11年2月高値と13年5月高値675円との中値710円前後。中期上値メドは、09年3月安値から11年2月高値までの上昇幅を、11年2月高値と12年10月安値の中値495円から上昇で当てはめた1,130円どころが考えられる。

三井化学(4183) 月足

三井化学(4183) 月足

三井化学(4183) 月足

13年5月に付けた長い上ヒゲ高値をブレーク。11年2月高値338円を起点とする短期上値抵抗線(現在は下値支持線)なども上回り、反発基調が強まりそうな雰囲気だ。RSI(12月)は50%超の水準でしばらく推移する公算が大きく、信用買い残の減少で取組妙味も高まった局面だ。短期的には上昇が続く転換線をサポートに抵抗帯(雲)を越えていけるかが焦点となる。09年8月高値390円を前に押し戻される可能性はあるが、基準線もゆっくりとした上昇に基調が変わってきており、押し幅も当面は限定的だろう。下値支持線までの動きは本格上昇前の揺り戻しと考えたい。

上値メドは、12年10月安値143円から13年5月高値315円までの上げ幅172円を13年5月高値に加えたE計算値487円。中期的な上値メドは、1990年代後半以降の中心680円前後となる。89年4月高値2,390円を起点に2007年10月高値1,187円を通る右肩下がりの長期上値抵抗線までの上昇がイメージできる。

日本信号(6741) 月足

日本信号(6741) 月足

日本信号(6741) 月足

02年以降の底値を切り上げる波動は上昇加速の局面へ。09年8月高値976円をあっさりとクリアし、06年4月高値1,156円が視野に入っている。RSI(12月)は過熱ゾーンにはあるものの、直前高値を上回った。転換線や基準線の上昇に準じ下値を切り上げる目先波動が続くサインであり、06年4月高値は近々にも更新する見込みだ。信用買い残・売り残とも低位で安定し、ここからの買い残増加は上昇加速を意味する。加えて注目すべきポイントは、06年4月高値からの広義の二段波動の調整波である。06年高値を付ける課程の買い方が完全に整理された可能性が高く、1,000円程度までの揺り戻しをこなしながらも当面の上値余地は大きいとみてよい。

上値メドは、1996年5月高値1,500円から2002年11月安値213円までの下げ幅1,135円を11年11月安値403円からの上昇として当てはめた背反値1,538円、02年11月安値から06年4月高値までの上昇幅943円に対するE計算値2,099円などが考えられる。

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