千利休のローソク足分析 日本冶金工業、ソフトバンク、SBIホールディングス

テクニカル 個別


日本冶金工業(5480) 週足

日本冶金工業(5480) 週足

日本冶金工業(5480) 週足

一目均衡表の抵抗帯(雲)をサポートに三角もちあいを形成中と予想される。信用買い残が依然として高水準にあるため、急速に上値追いに進展していく環境ではない。しかしながら、再び基準線や転換線を上回り、13年9月高値400円を起点とした右下がりの上値抵抗線までは上昇が期待できる局面であろう。調整過程の出来高の減少傾向はボラティリティの低下を意味し、蓄積しているエネルギーをどこで発散するかの問題だけだ。当時の転換線がサポートとなった遅行スパンが、好転(株価を上回る)するタイミングが最初の買いサインとなる。

一方、RSI(13週)は50%以下の水準で現在は弱気だ。下値サポートを意識してボトムアウトした後、7月下旬に付けた66.2%水準を上回れば、三角もちあい上放れの先行サインになり得るだろう。短期的な上値メドは、13年9月高値から2月安値225円までの下げ幅175円を、三角もちあい中心値から上げた487円どころ。また、13年9月高値から2月安値までの下げ幅に対する倍返しの上げとみたV計算値575円などが当面の節目として重要であろう。

ソフトバンク(9984) 週足

ソフトバンク(9984) 週足

ソフトバンク(9984) 週足

直近の8月安値6,704円は5月安値6,683円を割り込むことなく反転上昇に転じた。一目均衡表上では転換線、基準線をクリアするだけでなく、抵抗帯(雲)を一気に上回る陽線を示現。出来高の増加を伴っており、本格的なリバウンド相場から新たな波動が始まった可能性がある。3月の戻り高値8,432円などもブレークし、次の大きなフシは昨年来高値となる。目先的には過熱感から押しを入れるかもしれないが、そのケースでは好転した遅行スパンが当時の基準線(8,000円どころ)でサポートされるシナリオが想定される。調整が長引けば、雲上限の横ばいに準じて株価ももみ合い基調の推移が予想される一方、強気継続の局面は当面続くことになるだろう。RSI(13週)は50%超えから直前高値を上回った。

13年12月高値9,320円から2月安値6,655円までの下げ幅2,665円を、8月安値6,704円からの上昇とみた背反値9,369円などが短期的なメドとなる。13年12月高値を上回る展開となれば、大台替わりまで上昇期待が高まるだろう。02年11月安値276円から05年12月高値5,220円までの上げ幅4,944円を、05年12月高値に加えた1万164円どころまで上値余地は広がる公算が大きい。

SBIホールディングス(8473) 週足

SBIホールディングス(8473) 週足

SBIホールディングス(8473) 週足

13年9月高値1,990円を起点とした右肩下りの上値抵抗線をブレーク。一目均衡表上では抵抗帯(雲)下の推移が続いているが、RSI(13週)は50%超を維持しており、転換線上昇から雲上に抜け出せるかが注目される。雲上限が短期的に上昇するタイミングに入りことで順応する動きなどもあり得る。7月高値1,356円などを上回ると上昇に弾みがつきやすく、13年12月高値1,606円どころまで動意を強める公算が大きい。信用買い残はやや減少傾向にあり、取組面の妙味が高まってくるかが焦点だ。

13年12月高値を更新した後の上値メドは、10年4月高値2,115円を起点とした上値抵抗線上とみられる。達成後は13年12月高値まで押し戻される可能性はあるが、13年9月高値から同年6月安値943円までの下げ幅1,047円を3月安値1,044円からの上げとみた背反値の2,091円、13年6月安値943円から同年12月高値1,606円までの上げ幅に対するE計算値2,269円を当面は目指すことになるだろう。

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