リアルワールド(3691) 9月18日、マザーズに新規上場。クラウドソーシングサービスを展開

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リアルワールド(3691)が9月18日、マザーズに新規上場する。

同社は、広告クリックやモニター登録、商品購入などをすることでポイントを貯められるポイントサイト「Gendama」「ライフマイル」の運営や、クラウドソーシングサービス「CROWD」などを展開している。クラウドソーシングサービスは、顧客企業からデータクレンジング、データ入力、記事作成、写真撮影といった専門性を必要としない単純作業を受託し、会員に作業してもらうもので、会員は成果に応じてポイントを得る。

これらで獲得したポイントは、ポイント交換サイト「Point Exchange」で、現金や電子マネー、商品券などに交換できる。ポイントサイトとクラウドソーシングサービスは会員IDが共通し、ポイントサイトの会員が「もっとポイントを獲得したい」としてクラウドソーシングを始めるケースが多い。クラウドソーシング会員は、主婦やシニア層などまとまった勤務時間が取れない、または、取りたくない層がターゲットで、細切れの時間を使い1日合計1―2時間作業するイメージ。

なお、クラウドソーシング会員は法的には同社と準委任契約を結び、成果は雑所得になる。年間103万円まで非課税のため、多くの会員は年間100万円程度に抑えている。

2014年6月末の会員数は、2つのポイントサイト合計で446万人(うち6カ月以内に利用実績のあるアクティブ会員は53万人)、クラウドソーシングは62万人(同2万8,000人)。収益源は、ポイントサイトでの広告収入、クラウドソーシングでの業務受託収入、Point Exchangeでの交換手数料収入など。

クラウドソーシング市場は、矢野経済研究所によると2012年度の107億円に対し、17年度は1,474億円と高成長が見込まれている。高齢化社会や雇用形態の変化を受け高齢者や主婦の労働力活用がテーマとなる中、時間と場所を選ばない新しい働き方として注目されている。

成長戦略は「会員数増加×単価向上」。ウェブ監視、不具合検出、金融情報入力、判例収集といった新市場の開拓や、労働集約型企業との提携、企業からの直接受注拡大などで単価向上を目指す。また、アジアを中心に海外展開も考えており、インドネシアに子会社を設立している。(Q)

概 要
事業内容 クラウドサービスの運営など
本社 渋谷区猿楽町 10-1
代表者 菊池誠晃
設立 2003年7月
上場前資本金 9,647万1,000円
発行済株式数(上場時) 243万4,000株
筆頭株主 菊池誠晃(上場前67.28%)
公募株式数 270,400株
売出株式数 220,700株(オーバーアロットメント 73,600株)
初値
公開価格 9/9
ブックビル仮条件 2,330~2,530円
ブックビル期間 9月2日~9月8日
引受証券 大和(主幹事)、SMBC日興、みずほ、SBI、いちよし、岡三、丸三、マネックス
業績推移
売上高 経常利益 1株利益 配当
2012/9 1,903百万円 85百万円 15円 4.12円
2013/9 2,066百万円 36百万円 0円 -円
2014/9(予想) 2,776百万円 188百万円 45円 -円
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