千利休のローソク足分析 三井金属、日本精線、日本無線

テクニカル 個別


三井金属(5706) 月足

三井金属(5706) 月足

三井金属(5706) 月足

抵抗帯(雲)を上回る日柄が経過し、足元は転換線をサポートに3カ月連続で陽線を形成した。11年2月高値333円が視野に入っており、9月相場の動向に注目したい。11年2月高値を上回れば、長期底固めが完了し400円台は必至だろう。出遅れ感のある非鉄金属セクターの一角であり、出来高増加につながるかが焦点となる。

信用買い残と売り残がきっ抗しており、戻り売り圧力が少ないことや買い残の増加余地は大きい。横ばいが続いた基準線が上昇に転じるタイミングに入ることで上値追いが期待できる局面だろう。RSI(12月)は50%水準から切り返しており、モメンタム面からも強気スタンスは継続とみられる。

上値メドは、09年3月安値122円から11年2月高値333円までの上昇幅211円に対するE計算値となる544円となり、06年2月高値958円から09年3月安値までの下げの半値戻し(540円)と合致する。09年3月安値からの2E計算値では755円となる。

日本精線(5659) 月足

日本精線(5659) 月足

日本精線(5659) 月足

1996年1月高値1,270円を起点に2007年8月高値882円を通る右肩下がりの上値抵抗線を一気にブレークした。短期的には下値支持線(ブレークした上値抵抗線)までの揺り戻しは想定されるが、同線までの調整でとどまれば再び騰勢を強めていくシナリオが考えられる。基準線の上昇が見込まれる来年1月や、抵抗帯(雲)上限値が最も切り下がる3月前後に動きなどにも着目したい。3月前後は転換線の上昇が再び強まるタイミングでもある。

一方、信用買い残が急増したことで、転換線などを下回る調整を強いられた場合、やや買い方は不利な状況に陥る可能性が高い。520円までの調整は

上値メドは、09年2月安値166円から11年2月高値527円までの上昇幅361円を11年2月高値に加えたE計算値888円となる。07年8月高値882円を一時的にでも上回る展開につながる公算が大きい。07年8月高値を上回れば、バブル高値2,350円以降の調整局面では初めて直前の戻り高値を上回ることになる。その際の上値メドとして有力なのは、02年12月安値130円から07年8月高値882円までの上昇幅に対するE計算値の1,634円どころとなる。

日本無線(6751) 月足

日本無線(6751) 月足

日本無線(6751) 月足

8月相場は3カ月連続の陰線ながらも、下ヒゲを形成し下げ渋る展開となった。RSI(12月)はピークアウトでダイバージェンスの可能性はあるが、直近安値57.5%を維持している以上は強気継続のスタンスでよい。むしろ、基準線が相対的に上昇に転じるタイミングが早く、9月相場は早々に陽線で切り返せるかがポイントだ。出遅れの電機セクターでもあり、03年10月高値599円を目指す波動は、三段上げを通じて実現するだろう。信用買い残と売り残は低位で安定しており、需給面から不安材料に乏しい。

上値の目安は、03年10月高値599円から09年2月安値106円までの調整幅493円に対する下げの倍返しとなる1,092円どころ。また、1999年3月高値1,380円から2002年12月までの下落幅1,213円を、09年2月安値106円からの上昇幅とみた背反値1,319円どころなどが節目として挙げられる。

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