概況/大引け 東京市場は揉み合い。米S&P500は2,000ポイント乗せも、上値重い。景気対策やリニア新幹線への期待で、建設株が高い

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大引けの日経平均は15,534.82円の13.60円高、TOPIXは1,285.92の0.91ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は946、値上がり銘柄数は697。出来高は20億5,155万株、売買代金は1兆6,235億円。

日経平均 週足

日経平均 週足

東京市場は前日終値を挟んでの揉み合い。欧州市場が続伸で、S&P500指数は終値ベースで初の2,000ポイント台乗せとなったものの、東証の上値は重い。日経平均9連騰で窓が3つ空いていて過熱感が警戒されていることや、消費増税による景気不安も重しに。消費抑制は「駆け込み需要の反動減」という見方から「物価上昇と消費増税による実質所得減」という見方に変わってきています。

一方、景気対策への期待やJR東海(9022)によるリニア中央新幹線の着工計画が好感され、熊谷組(1861)北野建設(1866)NIPPO(1881)不動テトラ(1813)などの建設株が物色。その他、大和証券(8601)などの証券株も堅調。川崎汽船(9107)はJPモルガンの新規「Overweight」が好感され、大塚HD(4578)日本新薬(4516)は中期経営計画が材料視。

ハーモニック(6324)はロボット部品の生産能力増強報道から大幅高で、スリープロ(2375)は上方修正が好感、アイスタイル(3660)は自社株買いから、ザイン(6769)は中国スマホメーカーに高速画像処理LSIが採用されたことで上昇。

一方、株式分割や建設用CADソフトで上昇してきた福井コンピュータ(9790)が利食い売りに反落し、舛添都知事がカジノに反対しているためフジメディア(4676)も調整、DWTI(4576)は中期計画の修正が発表されたことで後場ストップ安、アース製薬(4985)は三菱UFJモルガン・スタンレー証券の格下げで冴えず。

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