千利休のローソク足分析 東京製鐵、THK、いすゞ自動車

個別


東京製鐵(5423) 週足

東京製鐵(5423) 週足

東京製鐵(5423) 週足

三役好転が昨年9月高値657円のブレークにつながった。2012年10月安値238円を起点とした上昇波動の中で特に注目は、13年9月高値657円からの調整である。買い方の離散により買い残の大幅な整理が伴い、やや増加した売り残と拮抗(きっこう)する水準になっている。リーマン・ショック以降では、相対的に株価位置が低く、出遅れを指摘する向きも多い。RSI(13週)は50%超を回復し、過熱ゾーンに突入する直前とみられる。遅行スパンは既に抵抗帯(雲)を上回って推移しており、需給面にも不安はない。転換線をサポートに騰勢を強めていく展開が予想される。

上値メドは、12年10月安値から13年2月高値541円までの上昇幅303円を13年2月高値に加えたE計算値844円となる。13年9月高値から2月安値457円までの調整幅200円に対する倍返し(V計算値)の857円と近似値で重要な節目である。おおむね、13年2月高値を起点に13年9月高値を通る右肩上がりの上値抵抗線レベルとなろう。

THK(6481) 月足

THK(6481) 月足

THK(6481) 月足

00年7月高値5,500円を起点とした右肩下がりの上値抵抗線をいってこいでブレークし、現在は基準線をサポートに三角もちあいを形成中だ。遅行スパンが再び抵抗帯(雲)を上回り、転換線を下値サポートに上放れは時間の問題だろう。基準線が横ばいから上昇に転じる12月のタイミングは特に注視したい。

RSI(12月)は50%水準から切り返しており、先行サインとしてとらえるべきだ。上値メドは、08年12月安値815円から11年2月高値2,322円までの上げ幅1,507円を、11年2月高値に加えたE計算値3,829円が考えられる。06年高値4,000円手前で押し戻される可能性はあるが、信用買い残と売り残は低位で安定しており、ここからの買い残の増加は需給面から上値追いにはフォローとなる。E計算値を上回ることができれば、00年7月高値5,500円と06年4月高値4,000円の中値となる4,750円などが中期的な上値メドとして注目だろう。

いすゞ自動車(7202) 月足

いすゞ自動車(7202) 月足

いすゞ自動車(7202) 月足

02年以降は安値と高値を切り上げる波動に変化しており、今後はバブル時高値1,170円に向け騰勢を強めていく展開が予想される。昨年5月の上ヒゲからのやや深押しの調整が短期的なもみ合い相場を長引かせる要因となるが、一目均衡表上では売りサインに至っておらず、再動意は基準線の上昇タイミングを待つだけである。年明け以降は抵抗帯(雲)の変化などもあり、出来高を伴う本格上昇に向かう公算が大きい。そもそも以前の高値(07年7月高値)を意識したもみ合いは先高へのサインだ。信用買い残が減少したことで戻り売り圧力はなども軽減している。

上値メドを予測する際には、昨年5月高値918円から今年5月安値562円までの調整幅356円が重要となる。07年7月高値720円から356円幅上昇させた1,076円、調整波の中値740円から356円幅上昇させた1,096円などが上値メドの水準として参考になる。

中長期的な上値余地としては、02年11月安値31円から07年7月高値720円までの上昇幅689円を、07年7月高値からの上昇として当てはめたE計算値1,409円どころなどが目安となる。

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