概況/寄り付き 東京市場は反発、104円台乗せとなった円安が支援材料。ただ、物色は個別材料株中心

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大引けの日経平均は15,613.25円の74.06円高、TOPIXは1,291.31の5.24ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,162、値下がり銘柄数は499。出来高は15億6,383万株、売買代金は1兆4,103億円。

日経平均 週足

日経平均 週足

東京市場は終日シッカリした展開で反発、104円台乗せとなった円安が支援材料に。ただ、東証1部の売買代金は少なく、個別物色中心。2部指数は1.39%高、マザーズ指数は3.28%高。

イエレンFRB議長の22日の講演は、労働市場に緩みが存在するものの、労働市場の回復速度が速まれば利上げ時期が前倒しとなる可能性があるとの認識が示されました。利上げに積極的なタカ派の顔を立てつつ、雇用に配慮したハト派の持論をアピールしたようですが、市場ではハト派色が後退したと受け止められ、米国金利が上昇し、ドルが買われ、円安進行となりました。

業種別では精密機器や鉱業、建設、電気機器、化学、海運などが堅調で、電気ガスや医薬品、保険、ゴムなどが冴えない。

個別銘柄では、日立(6501)カシオ(6952)といった輸出関連が堅調で、JVCケンウッド(6632)は米ガーミンとの提携拡大や資本業務提携しているZMPの上場観測が材料視。広島の土砂災害を受けて、豆蔵HD(3756)がG空間(位置情報)関連としてストップ高。富士フイルム(4901)はエボラ未承認薬「提供の用意」との報道が注目され、オリンパス(7733)はモルガンスタンレーMUFGが目標株価を引き上げ。

モリト(9837)は株主優待制度の再開から、盟和産業(7284)は1部指定や上方修正からストップ高、伊藤ハム(2284)は自社株買いが好感、オンコリスB(4588)は超早期がん細胞検出サービスが伝わり買われ、アンジェスMG(4563)はNF-κB デコイオリゴ軟膏の第3相臨床試験への移行が材料視。

一方、ロシュが米インターミューンの買収合意から、中外製薬(4519)が大幅安。増資からブロンコビリー(3091)も軟調で、日新製鋼(5413)は三菱UFJモルガンスタンレー証券の格下げが嫌気。

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