投資情報のフィスコ 新スマホアプリを配信開始

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国内上場企業の投資家向け金融情報を無料提供

6月末現在の株主を対象に1対5株の株式分割を実施した投資情報サービスを展開するフィスコ(3807・JQ)。分割権利落ち後、200円台半ばにあった株価は7月末に668円と約2.5倍に上昇した。「グループ企業ネクス(6634・JQ)がロボット事業関連」「意欲的な中期経営計画の発表」「経常利益は前期比2.2倍超の今12月期業績変化率」「積極的なM&A(企業合併・買収)戦略」と多彩な切り口材料が株価上昇の背景にあったが、新たな材料が発表された。

FISCO同社は6日、スマートフォン(スマホ)アプリ「FISCO」(写真)の配信を開始した。

「FISCO」は、国内すべての上場企業に関する企業情報や、銘柄スクリーニング機能をはじめとする分析機能がアプリの中に搭載されている。フィスコアナリストの企業分析ノウハウや銘柄選定ノウハウが反映されたものだ。これらの情報や機能をスマホアプリとして無料で提供する。

これまで、国内株式の銘柄分析については、投資情報誌や企業のIRサイト、東証のTDNET、金融庁のEDINETなどから必要な情報を1社ずつ集める必要があった。今回リリースした「FISCO」アプリは、インターネット上に分散したこれらの企業情報をワンストップで収集することができ、情報収集の労力を大幅に削減できるメリットが売り物だ。

さらに、入手できる情報の種類も、履歴を含む業績などの基本的な企業情報のほか、株主や役員、株主優待、適時開示情報、関連ニュース・イベント情報など、多岐にわたり、これらの情報は常に最新の状態にアップデートされていることも特長だ。スクリーニング機能についても、時価総額やROE(自己資本利益率)、信用倍率や出来高などの条件を組み合わせて銘柄の絞り込みをすることが可能となっている。

AndroidとiOS(iPhone)に対応し、各公式アプリストアから検索・ダウンロードすることができる。

今回の「FISCO」アプリは、無料サービスであることから直接的な業績インパクトはないが、今後のサービス展開次第では副次的な効果が期待できそうだ。

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