千利休のローソク足分析 日本カーバイド工業、黒田電気、ドワンゴ

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日本カーバイド工業(4064) 月足

日本カーバイド工業(4064) 月足

日本カーバイド工業(4064) 月足

1990年2月高値1,110円を起点とした右肩下がりの長期上値抵抗線を意識し、急騰後はいってこいの展開となった。一方、2006年4月高値318円を起点に11年2月高値を通る下値支持線まで達成したことで、値ごろ感の押し目買いが入った公算が大きい。目先は転換線に戻りを抑えられる可能性はあるが、5月安値196円を下回らず二番底を形成できるかが焦点だ。日柄面では、抵抗帯(雲)のネジレが続くタイミングでもあり、特に基準線が上昇に転じる12月ごろからの動き、それまでの下値固めの動きには注視したい。

当面の上値メドは基準線となるが、信用の買い残は減少傾向にあり、戻り売り圧力は着実に減少していると予想される。01年以降の安値を切り上げて推移してきており、再び上昇に勢いがつく可能性もあろう。中期的には、上記の長期上値抵抗線まで上値余地が生まれる可能性もある。RSI(12月)は過去のボトム水準まで沈静化しており、目を離さずに見ておきたい。

黒田電気(7517) 月足

黒田電気(7517) 月足

黒田電気(7517) 月足

三役好転に続き、遅行スパンが明確に抵抗帯(雲)を突破。その後は転換線を一時的に下回る調整場面もあったが、早々に陰線高値を上回る展開となっている。基準線は8月から上昇に転じる公算が大きく、3月高値1,751円はあっさりと更新してくる展開が予想される。09年3月安値507円から10年5月高値1,511円までの上げ幅を、11年11月安値763円から当てはめたN計算値1,767円は、ほほ達成したとみてよい。つまり、高値更新後はV計算値やE計算値まで上値余地は広がることになる。信用の買い残と売り残は低位で安定しており、需給面にも不安は乏しい。RSI(12月)では、次の上昇局面でダイバージェンスに注意が必要だが、高値更新を見越して仕込む場面であろう。

V計算値は、10年5月高値から11年11月安値までの下落幅748円に対する倍返しの2,259円どころ。E計算値は、09年3月安値から10年5月高値までの上げ幅1,004円を、10年5月高値に加えた2,515円となる。

ドワンゴ(3715) 月足

ドワンゴ(3715) 月足

ドワンゴ(3715) 月足

7月相場で下げ止まれば、3,000円どころを先端とイメージできる三角もちあいの形成が想定できよう。転換線は7月に上昇に転じ、8月は一段と上昇基調を強める公算が大きい。同時に基準線も8月から上昇に入ることで、8月は自立反発の展開が予想される。13年5月高値3,785円を起点とした右下がりの上値抵抗線までにとどまる可能性は高いが、下値を着実に拾うことで三角もちあいの上放れには十分対応できる。先端部分がちょうど抵抗帯(雲)のネジレのタイミングであり、当面は注視する必要がある銘柄だ。上値メドは、13年12月高値3,285円どころが考えられる。13年5月高値を近い将来上回ることができれば、13年5月高値からの下落幅2,183円が、三角もちあい中値付近からの上げ幅として生じた5,000円前後までは、上昇余地が広がる展開なども想定しておきたい。

RSI(12月)は50%水準から切り返す兆しがあり、押し目買いを示唆している公算。信用買い残は減少から増加に転じており、仕込みが始まっているような雰囲気だ。

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