千利休のローソク足分析 ベネッセホールディングス、野村ホールディングス、アイフル

テクニカル 個別


ベネッセホールディングス(9783) 月足

9783

9783

短期的には値動きの荒い展開が予想されるが、中長期的にはもみ合い継続の強気パターンの中にあるとみられる。遅行線は既に抵抗帯(雲)を上回っており、遅行線と雲上限が重なる4,075円付近を大方維持することができれば、年後半に向けて基準線をサポートに下値を切り上げる展開は続くだろう。

信用の売り残は高水準であり、ダラダラと下げが続く展開は想定しづらい。RSI(12月)が今月50%上を維持することができれば、株価は再浮上の可能性が高まる。よって、直近高値4,475円を上回ることができれば、これまでの緩やかな上昇は加速に転じる公算が大きい。2008年9月高値4,970円を前にいったん押し戻されるだろうが、中長期の上値メドは01年5月高値5,500円や、08年9月高値から11年3月安値3,025円までの調整幅1,945円を08年9月高値に加えたV計算値6,915円などが挙げられる。

一方、02年10月安値1,187円を起点とした下値支持線を下回ると雲下に転じることにもなり、中長期の強気パターンが完全に崩れた見方に変えなければいけない。

野村ホールディングス(8604) 週足

8604

8604

抵抗帯(雲)上限付近で上昇一服となり、強い陰線で調整色を強める展開となっている。ただ、遅行線が当時の株価に上値を抑えられる水準であることや、昨年後半のもみ合い相場の中値水準まで株価が上昇したことで、当然ともいえる調整である。信用の買い残は減少ながらも依然として高水準であり、昨年7月以降の830円どころの抵抗ラインはそう簡単に上抜けることはできないだろう。

短期的な下値メドは昨年6月安値659円前後となるが、転換線の上昇基調が続くことから、同線上昇による株価反発に早期につながるかが焦点となる。逆に、659円前後の支持ラインを下回ると、昨年6月安値を起点に直近安値を通る右下がりの下値支持線まで調整が深まる展開が予想される。

短期的は雲のネジレや雲上限の800円水準までの上昇局面などで、株価にどのような変化が生じるかが注目される。

アイフル(8515) 週足

8515

8515

抵抗帯(雲)をブレークし、13年5月高値829円が視野に入ってきた。短期的には先週の陰線で上昇一服となる公算が大きい。RSI(13週)などもピークアウト感が広がる可能性があり、沈静化を待つ局面に入るとみられる。

一方、信用の売り残・買い残とも増加しており、深押しは買い方の投げ売りを強める要因となる。転換線どころまでの押しにとどまるか、遅行線が当時の雲上限と重なる水準などから再び反発に転じることができれば、次の波動では中勢のN字パターンが仕上がることになろう。

上値メドで比較的強い抵抗が予想されるのは、03年3月安値1,233円となる。そこを上回ることができれば、13年5月高値829円から14年3月安値286円までの下げ幅543円を13年5月高値に加えたV計算値1,372円。12年8月安値62円から13年5月高値までの上昇幅を、13年5月高値に加えたE計算値1,596円などが挙げられる。特にV計算値1,372円は、07年3月安値1,375円の節目と合致する水準となり重要だ。ただ、それでも06年1月高値5,325円から大きく下げた3分の1戻し(1,788円)にも達しない。

戻る