人気拡大 SIMロック解除関連

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材料株循環物色の輪に加わってきた格好の「SIMロック解除関連」。

1日は日本通信(9424・JQ)日本テレホン(9425・JQ)が高値を更新したほか、SIMロック解除→格安スマートフォン普及→Wi-Fiエリア拡大――との読みから、公衆無線LANサービス首位のワイヤレスゲート(9419・東マ)も上げに拍車。。

ワイヤレスG(9419) 日足

ワイヤレスG(9419) 日足

同社は1日、全国4万カ所の無線LANスポットと、ドコモのLTE通信を併用できるSIMカードの販売をヨドバシカメラ経由で開始すると発表。また、世界最大のコミュニティWi-Fiを展開するFONとの提携も検討中であることも明らかにした。

SIMロック解除で注目されるMVNO(大手携帯電話会社から通信回線を借りて携帯電話事業を行う事業者)は、海外では一般的な存在で、携帯電話加入者の15-20%がMVNOを利用している国も多い。最も高いのがフランスで、その割合は25%といわれている。

一方、日本のMVNO契約数は2013年12月末時点で携帯電話・PHSが717万件(12年末は562万件)で、携帯電話契約数1億3655万件に占める割合は5.3%にすぎない。WiMAXなどのMVNO契約数も13年末で657万件(12年末448万件)にとどまる。

MVNO事業者に通信回線を貸し出す大手携帯電話会社はこれまでドコモだけだったが、KDDIとソフトバンクモバイル回線貸出事業に参入する。3社が競うことでMVNOのサービス向上や、さらなる通信料引き下げといった効果も見込まれ、SIMロック解除との相乗効果で、MVNO市場は一段と成長するとの期待感が大きい。

参考までに、MMD研究所が2月に発表した「低価格SIMカード利用者の顧客満足度調査」(調査対象はMVNO上位4社のOCN、IIJ、BIGLOBE、日本通信のSIMカード利用者各250人、計1000人)によると、低価格SIMカード購入理由のトップは「スマホ利用料金の節約」で全体の67%。それに次ぐのが、「SIMフリータブレット端末を購入したため」で33%。

この調査で最もユーザー評価が高かったIIJ(3774)、既に契約しているドコモのほか、ソフトバンクとも回線利用に向けて交渉している日本通信を含めて関連株から目が離せない。

■主なSIMロック解除関連銘柄
銘 柄 コード 市場 注目ポイント
<MVNO>
日本通信 9424 JQ MVNOのパイオニア
FB 3843 東マ スマートフォンと通信サービスをセットで販売
エキサイト 3754 JQ SIMフリー端末やドコモ端末で使えるLTE通信対応SIMカード販売
ワイヤレスG 9419 東マ LTE通信対応のSIMカードをヨドバシカメラ経由で販売
IIJ 3774 1部 MMD研究所の顧客満足度調査で上位4社中、トップに輝く
<そのほか>   
日本テレホン 9425 JQ 中古携帯電話販売で先駆
PCNET 3021 東マ PC、スマホなどの買取販売を全国展開
エレコム 6750 1部 スマホ、タブレット端末など周辺機器、アクセサリーの製造販売
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