宿泊施設関連に注目 日本ビューホテル上場へ

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7月23日、日本ビューホテル(6097)が東証2部に上場する。

創業者の箭内源典氏が1950年に開業した旅館「石雲荘」(栃木県那須町)をスタート台に、那須ビューホテル、伊良湖ビューホテル、成田ビューホテル、高崎ビューホテル、秋田ビューホテル、浅草ビューホテルなどを開業し業容を拡大させてきたが、バブル崩壊を契機にそれまでの過大な投資が重荷となり2001年に民事再生手続きを申請。その後、経営再建に取り組み、2012年3月には再生債務全額を完済した経緯がある。これに、日本経済回復、国が推進する外国人観光客増加施策なども勘案し、上場を決めたようだ。

共立メンテ(9616) 週足

共立メンテ(9616) 週足

昨夏に上場したアメイズ(6076・福証)も似たような経緯を持つ。同社は、大分県別府市を日本有数の温泉地に育てた「別府観光の父」と呼ばれる油屋熊八氏が、1911年に創業した「亀の井旅館」がはじまり。その後、長らく老舗観光ホテルとして経営されていたが、経営悪化により1994年に九州地盤のファミリーレストラン「ジョイフル」の傘下に入ってからは宿泊特化型路線にシフトした(2000年にジョイフル・グループから離脱)。

観光業界を取り巻く環境は、外国人旅行者の増加もあり回復基調が続くとみられている。星野リゾート(3287)、温泉感覚を取り入れた大浴場と、おいしい朝食が好評なビジネスホテル「ドーミーイン」を全国展開している共立メンテナンス(9616)、旅館・ホテル・料亭などに業務用加工食材を卸し、高級食材で首位のジーエフシー(7559・JQ)、ホテルの食器洗浄や客室清掃などを請け負うCSS(2304・JQ)などに注目。

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