鳥貴族(3193) 7月10日、JASDAQに新規上場。全品280円均一の焼き鳥屋

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鳥貴族(3193)が7月10日、JASDAQに新規上場する。

同社は、全品280円均一の焼き鳥屋「鳥貴族」を関西圏、首都圏、中部圏で展開している。店舗数は直営店184店、カムレード(同志)チェーン169店の合計353店。カムレードチェーンには経営理念を同じくする12社が加盟し、同社はノウハウ提供の対価としてロイヤルティーなどを得ている。

焼き鳥屋と聞けば、「赤提灯」「客は中高年男性」「カウンター主体の小型店」をイメージしようが、鳥貴族では赤提灯はなく、対象は若者・女性、店舗も座席式の大型店と、一般的な焼き鳥屋と全く異なる。

1店舗当たりの平均年商は8,500万円。初期投資は4,000万円程度で、開店から半年-1年の間で単月黒字化。投資回収期間は5年内というのが平均的な姿。客単価は2,000円超。

鶏肉は100%国産品。一般的な外食チェーンと異なり、セントラルキッチンはなく、食材は各店舗に運ばれ、店内で仕込みを行う。鶏肉は牛肉や豚肉よりも足が速く、特に串打ち後はすぐに調理しないと味が落ちるため。一方で、タレは自社工場で製造したものを各店に配送し、第1号店以来の伝統の味を守っている。こうした手法により、スケールメリットや認知度など「チェーン店の強み」と、店内加工で美味といった「個人店の強み」の双方を享受している。

会社側は、外部調査などに基づき国内最大出店を2,000店と想定。まず1,000店までは現行の3大都市圏を中心に出店し、その後、全国展開に打って出る考え。競争力維持のため、現行の「低価格×高品質」スタイルを維持していく。

また、鶏肉以外の食材についても国産品調達を強化している。品目数ベースでは既に90%が国産品で対応できる状況で、100%を目指す。全食材国産品となれば大きなアピールポイントと会社側はみている。

概 要
事業内容 居酒屋「鳥貴族」の飲食店舗の運営およびフランチャイズ展開
本社 大阪市浪速区立葉 1-2-12
代表者 大倉忠司
設立 1986年9月
上場前資本金 7,508万4,000円
発行済株式数(上場時) 158万5,300株
筆頭株主 大倉忠司(上場前52%)
公募株式数 300,000株
売出株式数 160,000株(オーバーアロットメント 69,000株)
初値 6,180円
公開価格 2,800円(2.2倍)
ブックビル仮条件 2,590~2,800円
ブックビル期間 6月24日~6月30日
引受証券 大和(主幹事)、みずほ、三菱UFJモルガン・スタンレー、野村、SBI
業績推移
売上高 経常利益 1株利益 配当
2012/7 10,848百万円 196百万円 49円 -円
2013/7 12,864百万円 492百万円 165円 -円
2014/7(予想) 14,422百万円 786百万円 310円 10円

 

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