北浜流一郎 人気株発掘 シャープ(6753)

個別 北浜流一郎 人気株発掘 連載


シャープ(6753) 日足

シャープ(6753) 日足

毎年この時期になると決まったように聞かれるのが、「節分天井」説だ。11月から1月にかけての3カ月は1年間で最も株が上がりやすいため、2月になるとさすがに息切れする。こんなことから一種の定説になっているのだが、今年はどうか。

調整はあっても、失速は無いとみてよいのではないか。というのは、前回も書いたように、「アベノミクス」は国策の大転換であり、日本経済にもたらすその効果は、一般的に考えられているように一時的に終わるようなものではないからだ。

少なくとも円が対ドルで100円に下がるまでは続くとみてよく(実は私は円は110円もあると考えているが)、「節分」が来たからと言って終わってしまうようなヤワなものでないのは、まず間違いない。

その円だが、既に91円台半ばとなっていて、下落スピードの早さに円安を待望していたハイテク企業などからも、戸惑いの声が聞こえるほどだ。

そのため、ここから強まってくるのが、円安デメリット論だ。テレビのワイドショーでは先日、円安によりガソリン、灯油価格が上昇して困るという話題を報じていた。そして笑ってしまったのが、「バナナも値上がりする恐れがある」と。

こんな報道もあるため、円安警戒論が高まる恐れもあるが、今はまだ案じるほどではないため、引き続き円安メリット関連株への投資を続けたい。

そこで、注目はシャープ(6753)だ。ご存じのようにテレビ、携帯電話などの販売不振で経営危機に陥り、今はそこから脱すべく必死な経営努力が続いている。

それでも今期赤字は免れない。こんな厳しい状況にあるものの、昨年10―12月期の連結営業利益が25億円ほどの黒字転換する可能性が高いとのこと。
これは株価支援材料。株価は昨年12月18日に372円の高値を付けた後、調整を続けていたが、ここから再起確率高いとみる。

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