IPO社長会見 ムゲンエステート ナンバーワンを目指す

IPO 個別 社長会見


藤田進一社長

藤田進一社長

ムゲンエステート(3299・東マ)が6月18日、マザーズに新規上場した。初値は公開価格を10%上回る1,320円。同社は首都圏で中古不動産の買い取り販売事業を展開している。「区分所有マンション」、1棟マンションなど「投資用不動産」「一戸建て住宅」など、多様な中古物件を扱っていることが特徴。強みは、営業マンが仕入れからリフォーム企画、販売まで一貫して担当し、物件ごとに採算を管理できる点にある。首都圏の中古不動産分野で売り上げナンバーワンを目指す同社の藤田進一社長=写真=は、上場当日、次のように語った。

中古マンションは拡大市場…中古マンション市場はこれからどんどん伸びてくる。一次取得者のみならず、階段のある一戸建てを売却し、中古マンションに移る人も増えてきている。投資用不動産は今期は100件の販売を予定している。利回りは現在7-8%。少し前まで10%で、それに比べると下がったが、まだまだ高いといえる水準。収益不動産については、当社は不動産価格上昇で利回りが3-4%に低下している都心物件には手を出さす、そこから少し離れたところにある物件にフォーカスしている。営業マンは毎期5人程度ずつ増やし、育てていく。

初日の感想…(公開価格を)割れなくて良かったと思っている。地道に経営している会社ということで評価されたのかなと考えている。これからきちんと業績を上げることで株価を上げていきたい。

配当について…公募増資で自己資本比率は30%を超える見通しだが、不動産業のため銀行借り入れも多い。自己資本をきちんと厚くすることも大切で、自己資本とのバランスを見ながら、どれだけ配当を増やせるのか考えていく。

<記者の目>
多くの不動産仲介会社や金融機関と取引があり、不動産市況の変化を早い段階で察知できる立ち位置。ブレーキとアクセルを踏み分け、堅実経営を実践。

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