千利休のローソク足分析 エイベックス、コメリ、藤倉ゴム

テクニカル 個別


エイベックス・グループ・ホールディングス(7860) 週足

エイベックス(7860)

エイベックス(7860)

三段下げが一巡し、リバウンド局面入りの公算が大きい。2013年8月高値3,770円を起点とした右肩下がりの上値抵抗線を上回る兆しが出てきた。RSI(13週)はボトムアウトから50%に迫っており、自立反発にとどまるか、本格上昇につながるかの正念場である。信用の買い残が上値の重荷となる可能性はあるが、13年8月高値からの十分な調整でリバウンドぐらいは狙えるだろう。転換線や基準線が横ばいのうちに、強い陽線が示現できるかが注目される。遅行線が推移する当時の株価の反発が始まるタイミングであることや、現在に対応する抵抗帯(雲)上限が短期的に切り上がることも強気材料だ。

4月高値1,975円を上回ることができれば、3月安値1,616円から初動の上昇幅359円の二層倍となる2,330円どころが短期的な目標値となる。一方、7月後半には基準線が下落に転じる可能性が高く、買い持ちの期間に関しては十分注意しなければいけない。

コメリ(8218) 週足

コメリ(8218)

コメリ(8218)

三役好転に加え、遅行線が抵抗帯(雲)を上回る強気局面が続く。信用取組みは良好。RSI(13週)は下値水準を切り上げており、足元の過熱感もない。横ばいの基準線が上昇に転じるまでもみ合いが続くとの見方もできるが、08年8月高値3,390円を起点とした上値抵抗線までの上昇はいつあっても不思議ではないだろう。上回ればかなり強い下値固めのパターンとなる。

上値抵抗線を上回った後のメドは、12年8月安値1,850円から13年5月高値3,200円までの上げ幅1,350円を、13年9月安値2,268円からの上げ幅とみたN計算値3,618円となる。08年8月高値3,390円から09年2月安値1,534円までの下落幅1,856円を、12年8月安値からの上昇幅とみた背反値3,706円にも近く、主要な上値メドとなり得る。

また、12年8月安値から13年5月高値までの上げ幅に対するE計算値で4,132円となり、07年2月高値4,140円を意識して動いている可能性も高い。

藤倉ゴム(5121) 週足

藤倉ゴム(5121)

藤倉ゴム(5121)

遅行スパンが当時の株価に接近し、そろそろ動意づく公算が大きい。転換線上で小さな遊びが続いており、嵐の前の静けさともいえる動きだ。来週にかけては基準線が強く上昇するタイミングでもあり、同線に向けて長い陽線を立てることができるかが注目される。信用の買い残や売り算は大きな増減なく推移している。RSI(13週)の50%超えが強気サインとなりえる。足元の抵抗帯(雲)の急変や8月の雲上限の変化などにも注目すべきだろう。

上値メドは、1月高値1,750円から5月安値720円までの下げの半値戻し1,230円どころなどが考えられる。1,230円といえば、06年高値に合致している点などが不思議である。

1月高値1,750円は1,990年高値1,310円を起点に2006年高値1,230円を通る長期の上値抵抗線を上回る動きであった。つまり、1月高値が06年高値1,230円を上回った幅だけ、下に倍返しで調整を入れたことになる。1,230円前後が均衡水準であるとすれば、次の反発ではそこまで戻るということである。

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