解体工事関連が繁忙! 国立競技場の入札不調で関心

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5月末で使用を終えた国立競技場(東京都新宿区)。58年の歴史にピリオドを打つ記念イベントの開催が話題になった。2020年の東京オリンピックのメーン会場として使用される新国立競技場は来年10月に着工、19年3月に完成予定だ。

オカダアイヨン(6294) 日足

オカダアイヨン(6294) 日足

ところが、現国立競技場の解体工事の入札が不調に終わり落札業者が決まらない事態に。業者の応札額が予定価格を上回ったためで、解体工事の開始は当初予定の7月から遅れる見通し。再入札では当然、予定価格の引き上げが予想される。人件費上昇を含め解体工事関連業者の繁忙ぶりがうかがわれる。

「国立競技場建て替えは老朽化したインフラの再構築の象徴的事例」として、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では、構築物解体の増加でメリットを受ける企業をピックアップしている。

例えば、特殊建設機械大手のオカダアイヨン(6294・2部)。解体現場での破砕作業、スクラップ現場での整理作業、鉄骨切断作業などに使用される商品を幅広く扱う。14年3月期の売上高は17年ぶりに100億円の大台に乗せた。また、産業廃棄物処理のタケエイ(2151)。東日本大震災の災害廃棄物処理で実力を発揮したが都市部での回収・処理も増加している。

このほかの関連銘柄は、建設機械でコマツ(6301)日立建機(6305)、建設機械レンタルでカナモト(9678)西尾レントオール(9699)など。

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