人気化相次ぐ「親子逆転」 次は宝HDかDAC?

個別 概況


「親子逆転」銘柄の浮上が目立つ。代表的なのが、MBO(経営者の参加する企業買収)実施中のローランド(7944)。4日付本紙最終面の特報で「大株主の狙いはDG株売却益か」と報じているように、もともとローランドDG(6789)の動向が注目されてきた株だ。ローランドの時価総額446億円に対して、40.0%保有子会社ローランドDGの時価総額は662億円に達している。

宝HD(2531) 日足

宝HD(2531) 日足

4日付1面で「『親』が『子』を猛追」と報じたNTT(9432)も最近の上げっぷりが目立つ銘柄だが、やはり、63.3%保有子会社のNTTドコモ(9437)に対し、依然、時価総額逆転を許しているのが現状だ。

投資ファンドなどアクティビスト華やかなりしころ、狙われやすかったのが、時価総額で親子逆転した親会社。ただし、ライブドアに狙われたニッポン放送がフジテレビと統合してフジメディアHD(4676)となるなど、多くは解消が進んでいる。現在も残るものは…。例えば、時価総額1671億円の宝HD(2531)が60.9%保有する子会社タカラバイオ(4974・東マ)の時価総額は1723億円。同じく、232億円のDAC(4281・JQ)が44.9%保有するユナイテッド(2497・東マ)が560億円。ともに「親」である宝HDやDACにとって、見直しの手掛かりとなりそうだ。

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