話題 高輪新駅が現実買いへ 2012年1月に第一報

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JR東日本(9020)が山手線の品川―田町間に新駅を設置する方針を固めたと5月31日にNHKニュースが第一報を流し、再び「新駅関連」人気が高まってきそうだ。(JR東日本は、3日に新駅を正式発表)

安藤ハザマ(1719) 週足

安藤ハザマ(1719) 週足

報道によると、2020年東京オリンピック開催前の完成を目指すとされ、品川駅と田町駅の間にある車両基地が再開発の対象。JR東日本は2日午前段階で具体的なコメントは流していないが実現性は高い。

この新駅構想は12年1月に浮上しており、株式市場でも物色テーとなった経緯がある。新駅名も「高輪駅」が有力とみられていた。新駅が建設されるのは、品川駅と田町駅の間にある車両基地がある敷地。さらに、この地域に本社を持つ企業にスーパーゼネコンの大林組(1802)清水建設(1803)の2社が立地していることも注目材料。リニア新幹線の東の基点、また成田空港と羽田空港を結ぶ品川駅を拠点構想とも絡みこの地域は、一大再開発ブームが到来する可能性が高い。

大林組、清水建設に加え大成建設(1801)鹿島(1812)のスーパーゼネコンがそろって年初来高値を更新。現地に本社を置く中堅ゼネコンの安藤ハザマ(1719)も新高値に買われた。12年にこの相場テーマが浮上した際に、まだ安藤建設はハザマと合併しておらず、西武HD(9024)も再上場していなかった。関連銘柄に厚みが付いたことで中長期的な相場テーマとして注目できる。

■主な山手線新駅関連銘柄
銘柄名 コード 材料のポイント
安藤ハザマ 1719 旧・安藤建設は港区芝浦に本社。“おひざ元”新駅周辺の再開発はビジネスチャンス
鉄建 1815 JR東日本が筆頭株主で復配済み。新駅舎の建設となればビジネスチャンス
ベストB 2418 今年1月に品川駅近くの「ストリングスホテル東京インターコンチネンタルホテル」買収
兼松 8020 港区芝浦に本社。5月9日には「中期ビジョン」を策定している。今期4円に増配予定
NTT都市 8933 新駅候補の品川車両基地に隣接する芝浦水処理センター再開発のリーシング関連
京急 9006 保有する賃貸不動産延床面積の約3割に相当する約10棟物件を品川駅西口に保有
西武HD 9024 京急と株式持ち合い。高輪・品川地区に12万8000平方㍍の敷地、4軒の大型ホテルを展開
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