外食界の風雲児「俺のイタリアン」上場準備を開始 世界1,000店舗展開へ

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東京都内を中心に「俺のイタリアン」「俺のフレンチ」などレストラン「俺の」シリーズを展開する俺の株式会社(中央区)が上場準備に入ったことが分かった。

同社の坂本孝代表取締役社長は14日、クリーク・アンド・リバー社(4763・JQ)がプロデュースしたビジネス書「『俺のイタリアン』を生んだ男」の出版記念イベントに登壇して、IPO(新規上場)への意気込みを語っている。2015年夏以降の上場を視野に入れているようだ。

トークイベント中の坂本孝社長(左)と著者で東京工科大学教授の尾崎弘之氏(右)

トークイベント中の坂本孝社長(左)と
著者で東京工科大学教授の尾崎弘之氏(右)

11年9月に新橋駅前で立ち上げた「俺の」シリーズは現在、割烹や焼肉など7業種24店舗に拡大。ミシュラン星付き級の料理人が腕を振るった料理を基本“立ち飲みスタイル”で提供することで回転数を上げ、顧客は高級店と同レベルの料理を3分の1程度の価格で楽しむことができる。

こうして高級レストランと立ち飲み居酒屋を合体させた前代未聞のビジネスモデルを立ち上げた坂本社長。今後の構想についても「ニューヨークを皮切りに世界1000店舗体制を目指す」「業界には『料理人は10年で一人前』との不文律があるが、当社では先ごろ20カ月で副料理長クラスを育てるカリキュラムを立ち上げた」など、奇抜なアイディアが尽きない。

坂本社長は古本販売チェーン、ブックオフ(3313)の創業者としても有名。御年74歳、「俺の」シリーズで「史上最年長IPО経営者」を目指す。

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