概況/大引け 東京市場は全面高、NYダウは連日の最高値更新、ドル円は102円台。リスクオン期待から不動産や証券、非鉄などが値上がり率上位
大引けの日経平均は14,425.44円の275.92円高、TOPIXは1,178.35の20.44ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,367、値下がり銘柄数は337。出来高は19億9,967万株、売買代金は1兆7,990億円。
NYダウが連日の最高値更新で、本日の東京株式市場も買われ、ほぼ全面高となりました。世界的な株高によるリスクオンへの期待で、不動産や証券、非鉄、自動車、ノンバンクなどの値上がりが目立ちました。業種別でのマイナスはゴムのみ。
個別銘柄では、第1四半期決算を発表したケネディクス(4321)が高く、三菱ケミカル(4188)による買収が報じられた大陽日酸(4091)が急騰。今期二桁増益見通しのやまびこ(6250)が東証1部で値上がり率トップ。
いすゞ(7202)は決算とともに株式併合と単元株式数変更による投資単位の引き下げを発表したことがで買われ、決算を発表した日産(7201)や日産車体(7222)も買い優勢。自社株買いを発表したタカラレーベン(8897)は10%近い上昇で、メディアドゥ(3678)は電子図書館のOverDriveとの戦略的提携からストップ高。
一方、千代田化工建設(6366)は今期減益計画となる決算を発表したことで後場は売り優勢で、資金調達を発表したエナリス(6079)も下落、中期利益計画を引き下げた日医工(4541)も軟調。
掲載日時:2014/05/13 15:30
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