MSCI入れ替え 5月15日早朝発表へ SMBC日興予想が話題

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米系を中心に外国人の多くがグローバル投資のベンチマーク(運用指標)とするメジャー指数がMSCI。5、11月に銘柄入れ替えが行われるが(2、8月にも補助的な入れ替え実施)。今年5月の場合は、日本時間で再来週の5月15日早朝銘柄発表、30日大引けで実施のスケジュールとなる。

JDI(6740) 日足

JDI(6740) 日足

まだ少し早い感もあるが、国内では連休を挟むため、発表までは正味10営業日。候補銘柄にはこの先、先取り買いなどの動きも強まってくる可能性がありそうだ。

SMBC日興証券は23日付で、日本株についての入れ替え予想レポートを発行している。それによると、スタンダード指数への新規採用候補はジャパンディスプレイ(6740)光通信(9435)で、スモール指数からスタンダード指数への昇格候補はミネベア(6479)だ。ちなみに、ジャパンディスプレイは「上場日終値ベースの時価総額が早期算入基準にわずかに足りなかったと考えられる」とされるだけに、ハードルの高い早期算入は見送られても、通常の定期見直しにおける採用の可能性はかなり高いとみられる。

一方、スタンダード指数の除外候補銘柄には、政策投資銀行出資による“事実上の政府支援”が報じられ、時価総額急減した北海道電力(9509)がある。北海道電はスモール指数への降格という格好になりそう。先のミネベアとは逆のパターンだ。

ちなみに、新規のスモール指数組み入れ候補としては、3月に東証1部直接上場された日立マクセル(6810)や、京阪電鉄(9045)西日本鉄道(9031)イオンリート投資法人(3292、REIT=不動産投信)ナカニシ(7716・JQ)の名が挙げられている。

これらの中で、特にジャパンディスプレイ、光通信、ミネベアは、スタンダード指数採用が実現すれば、5月30日にかけて外国人の機械的な買い付けによる需給インパクトが大きくなりそう。SMBC日興証券は、ジャパンディスプレイに直近20日の出来高の5・5日分、光通信に7・2日分、ミネベアに4・8日分の買い物流入を試算している。

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