IPO社長会見 白鳩(3192) インナーウエア特化型の通販サイト運営

IPO 個別 社長会見


池上勝代表取締役社長

池上勝代表取締役社長

白鳩(3192)が4月23日、JASDAQに新規上場した。公開価格520円の46.2%高となる760円で初値を形成。上場当日の記者会見で同社の池上勝代表取締役社長=写真=は次のように語った。

“おもてなし”精神で堅実成長…当社はインナーウエアを国内メーカーから仕入れて個人のお客さまに販売するEコマース(電子商取引)事業を展開する。Eコマースには“必ず売れる法則”などは存在せず、品ぞろえや顧客対応、商品包装などでお客さまの感動を創造するような“おもてなし”精神こそが重要だと考える。売り上げの約半数を占める「楽天市場」内店舗はお客さまにも好評で、総合評価点数は全4万2,000店舗中のトップ20位内にランクインしている。今回の上場で得た資金は、ウェブサイトのリニューアルに費やして、お客さまの利便性をさらに高めたい。

中国など東アジア展開を本格化…国内インナーウエア市場は1兆5,000億円。当社は今8月期の売上高を35億円と見込むなどシェアはまだまだ低い。国内シェア拡大を図ると同時に、グローバル展開への種まきも行っている。先述した“おもてなし”精神はグローバル展開においても差別化の大きな助けになると考える。現在は中国語サイト「天猫Tモール」に出店するが、今年は中国人の新卒者を採用。彼らの活躍に期待している。

配当や優待、株主還元は早急に…成長拡大に伴って現在の週5日から、2年後には365日稼働をイメージ。売上高は毎期20%ずつ伸長して、3年後には60億円との数字を見据えている。株主還元は今後の検討課題だが、今期目標を達成した際にはまず、配当実施から着手したい。

<記者の目>
懸念される消費増税の影響は軽微。「3月には駆け込み需要が確認されたが、4月の第2週には通常の水準に」(池上社長)とのこと。

戻る